テレビ・アンテナ

ここ数日はテレビ放送受信にかかわる書込みが続くかもしれない。と、いうのも地上デジタル放送の視聴についてということが、最近の小生の最大関心事になっているからである。

前回のブログで自宅を新築したことは書いたが、今回建てたのは限られた予算の中で血のにじむような想いで建てた家である。一応、注文建築で間取りも小生自身のリクエストに則ったものである。間取りについては希望通りになったものの、依頼した住宅メーカによるとTV関連設備に関しては室外からの引き込み~室内への配線に関しては住宅メーカの作業領域であるが、アンテナの設置に関しては施主である小生マターの作業であるとのことであった。

通常の場合、電気屋サンに依頼して屋根の上にアンテナを設置するというのが、アンテナ設置に関して取られる方法であると思う。しかしながら小生の場合、地上アナログ放送の終了を6年後に控え、メンテナンス性の悪い屋根上にアンテナを設置するのはどうしても嫌だった。できればベランダからアンテナ・ポールを伸ばす形でテレビ・アンテナを設置したい、というのが小生の希望であった。

そこでインターネット等で調べたところ、色々なことが分かってきた。電気屋サンに依頼してアンテナ(VHF,UHF,BS)を立てると、安いところで5万円程度、高いところだと10万円近い近い費用がかかる。ところがアンテナそのものの値段は性能によってバラツキはあるものの、VHF・UHFともに4000円程度、BSが1万円程度である。そのほかに細かい部材がいろいとろ掛かるにしても、原材料費から考えた場合の工賃の高さは調べれば調べるほど納得のいかないものであった。

それでも大手の電気屋サンにアンテナ設置に関する見積もりを、依頼したところそのお店では、小生の希望するベランダからアンテナ・ポールを伸ばす形でテレビ・アンテナを設置はできないとの話であった。
そこで業者がやってくれないのであれば自分でやるしかない、考えて見れば昔の日本のお父さんは屋根に上って倒れたアンテナを直してた、アマチュア無線愛好家はTVアンテナよりも大きなアンテナを自分で立てている、などど考え自分でアンテナを立てることにした。

まずは秋葉原のアマチュア無線ショップへ行き、ベランダからアンテナポールを設置するための部材を購入した。次に近くのホームセンタでVHFのアンテナを購入。アンテナの設置場所が屋根上よりも低くなることを考慮し、近所では8~10素子のアンテナが主流のところを12素子のアンテナを購入する。

アンテナの設置作業は初めての作業で最初は手間取った場面もあったが、無事終了し現在では綺麗な画像でTVの視聴ができている。かかった費用は個々の部材で良い物を使用したのにもかかわらず、1万円程度であった。今後は順番を追ってUFH(地上デジタル)、BSとアンテナを増やしていこうと考えており、折をみて本ブログでも書いていきたいと思う。

この話には後日談があるのだが、一連の作業の終了後に実家に帰った際に母親が話していたのであるが、小生の父親(故人)が家を新築した際にやはり屋根上にアンテナを設置することを嫌いベランダに設置したとの事であった。当時、子供であった小生は知らなかったことであるが、変な所で親子は似ているものだと思ったものである。


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