エチオピア ~カレーネタその2

以前に神保町の「まんてん」と言うカレー屋さんの話はほのブログで書いたが、今回は別なカレー屋について書いてみたい。駿河台下の交差点から明大通りを御茶ノ水駅方面へ少し行ったところに「エチオピア」というインドカレーのお店がある。店の名前とメニューがチグハグではあるが、看板にはちゃんとインドカレーと書いてある。
1階は基本的にカウンター、2階にテーブル席のある店で、ランチタイムにたまに行くことがある店である。店に入ると食券の券売機があり、食券を買って席に着くというシステムである。メニューは大きくビーフカレー、チキンカレー、エビカレー、野菜カレーの4つである。他にもサイドメニューやセットメニューもあるのであるが、小生の場合はいつも決まってチキンカレーを注文している。ランチタイムにはデザートにアイスクリームがつくサービスもあるので、なかなか良いのである。

しかしここの店の(悪しき)特徴のひとつは注文してからの待ち時間である。壁に「注文を受けてから調理しますので、お時間を頂く場合があります」との張り紙があるが、『お時間を頂く場合があります』ではなく『常にお時間を頂きます』なのだ。ランチタイムの客が慌しい時間帯であるにもかかわらず、カウンターで30分以上も待つことは珍しくない。急いで食事を済ませたいときに入ってはいけない店である。

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もうひとつの特徴は好みの辛さを1倍から70倍までの範囲で選べることにある。激辛フリークの人間には堪らない店である。最初に行った時に、どのくらい辛いのかをたずねると、0倍で普通の中辛位だという説明があった。そこで最初に行った時はおとなしく3倍のカレーを注文してみたが、特に辛いと思うことはなかった。そこで次に行った時に10倍、その次に20倍と徐々に倍数を増やしていったが、なんと言うこともなく完食してきた。

そして本日、この暑さのなかサディスティックに辛さを求めて30倍に挑戦することにした。ここのカレーは辛さを増やしても見た目は全く変わらない。たまに店員自身が分からなくなる程だ。しかし一口、口に運んだ瞬間、今までとは全く異なる衝撃が口の中を襲った。臨界点寸前の辛さである。恐らくこれ以上に辛さを増やすと、恐らく辛さ以外の味は分からなくなるであろうと思われる程である。途中で鼻をかんだり、汗を拭いたりしながらようやく食べ終えることができた。

デザートに出てきたアイスをたべなら「クールダウンにこの冷たさは良いなぁ」などと考えていると、二つとなりのカウンターで「70倍で!」という声が聞こえた。どんなツワモノなんだよ、と思いながら店を後にしたのであった。


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