radiko 試験放送サービス開始

東京・大阪の民放ラジオ局12社で構成する、IPサイマルラジオ協議会が「radiko.jp」というインターネットを使ったサイマル放送を開始した。本日から半年の試験放送を経て、本格サービス実施を目指すという。

Radiko

サイマル放送というのは、まったく同じ内容の放送を複数の手段で流す事を言う。(地上アナログ放送と、地上デジタル放送も同じ内容を放送しているが、これもサイマル放送にあたる)今回、開始されたサービスでは電波を使って放送しているのと、まったく同じ内容の放送がインターネットを通じて聞くことができるのだ。

これまでインターネットを利用した放送は、放送済のデータをオンデマンドで流すというものが主流であった。しかし権利問題の関係もあってサイマル放送についてはなかなか実現しなかった。加えてTV、ラジオというのは地域ごとの認可事業であり、その点でもグローバルに展開するインターネットでの展開を阻んできた要因である。今回はアクセスしてきたリスナーの、IPアドレスを判別して聴取可否を判断しているようであるが、様々な障害を乗り越えてスタートした画期的なサービスといえると思う。

サービス初日となった本日は一部ではトラブルもあったようだが、私が試しに聴いてみたところでは良好な音質で聴くことができた。これまでのラジオの常識が変わるものと期待しながら、radiko の行く末を見守っていきたいと思う。

2 responses on radiko 試験放送サービス開始

  1. いはち より:

    ありがとうございます。
    これで仕事中でも音楽が聴ける~
    と思ったら・・何と私のパソコンでは
    音声の何だかんだで・・聞くことが出来ません。
    でも とりあえずお気に入りにしておきました。

  2. ま~く より:

    いはちさん
    radikoのサービスは必要なソフトもんほとんどないので、
    大抵の場合問題なく聴くことができると思うのですが・・・
    詳しいエラーメッセージをメール等で御連絡いただければ
    なにかお役に立てるかもしれません。


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