撤収 -タイ・イサーン疎放録 Vol.22-

イサーン滞在も三日目の朝を迎えました。この日は前日に祭壇を運びこんだ寺に行く予定がありますが、その前にやらなければならないことがあります。それが客人をもてなした際に使用したテントや机、椅子の撤収です。

滞在先の家人の関係者の男性たちと協力しながらまずはテントを分解していきます。こういう作業は不思議と言葉が通じなくても、協力し合えるものです。家の裏庭では女性たちがやはり客人たちをもてなすために使用した食器や料理を作る際に使用した大きな鍋を片付けています。

テントと机、椅子の片付けがある程度、終わると誰かがトラックを持ってきて荷台にそれらを積み込みます。そして最後に小生が助手席に乗るように促されます。借りた機材を返しに行くようです。

小生はてっきりこういったテントや食器というものは専門の業者からレンタルしているものと思っていました。しかしトラックが向かったのは滞在先の家の裏手にある寺の倉庫でした。なんでも村でこういった行事があるときは、寺から必要な機材を借りることができるそうなのです。

日本では考えられない話ですが、イサーンの人たちが協力し合って生きているのだなということを実感する出来事でした。

滞在先の家の裏庭にはテントが張られ女性たちが料理していましたが、こちらの大きな鍋も寺からの借り物です。「兵どもゆめのあと」って感じですね。

こちらのテントを男たちで撤収し寺に運びます。私も作業に加わったので、この後の写真はありません。

4 responses on 撤収 -タイ・イサーン疎放録 Vol.22-

  1. あさと より:

    寺を中心に色んな冠婚葬祭が回転してるのですね
    昔の日本もそう言った感じだったのでしょう
    寺や神社が鎌倉以降村の公民館になっていったのかもしれません

    みんなが撤収作業してる中
    笑顔で写真なんか撮れませんよね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      やはりタイの田舎町は寺を中心に成り立っているのだなと言う感じを強く受けました。やはり人々が集まる場としての存在意義も大きいのでしょうね。

  2. いはち より:

    昔、葬式をあげるのは大変な時代がありました。わが村でも
    葬儀の際に使用する供養のための膳は寄付金を募って買った
    ものでした。今でもそのセット(30人分くらい)を葬儀の際に
    前に葬儀があった人から貸し出されます。まあ、面倒と言えば
    それまでですが。
    このお寺さんも葬儀をなんとかしたいのでしょうね。
    一番困るのは座る場所とテーブルですから。あ・・この前の
    代々木みたい。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      そういう地域内の助け合いのシステムが今も残っているんですね。葬儀というものはいつ実施するなんてことが事前にわかりませんので急な場合には助かる仕組みですね。

      タイの葬式や法事の場合は多くの客がやってきて長々と飲食するので、その場所を設営するのも大事なのです。こうしてテントがないと晴れている時は暑いですし、急な雨の時も困ることになりますしね


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