タイスマイルでバンコクへ -タイ・イサーン疎放録 Vol.37-

タイスマイルのTG2025(WE020)は、予定通りの時間に搭乗が開始されました。何度かタイの国内線を利用していますが、予定通りの時間に搭乗が開始されたのは初めてかもしれません。

TG2025便はA320-200 で運航されます。タイスマイルの塗装もすっかり見慣れたものとなりました。

機内に乗り込みます。今回はエコノミークラスの後方の座席を確保しています。余談ですがエコノミー・クラスを利用する際、なるべく後方の座席を取るようにしています。何かあった際の生存率は後部座席のほうが高いように感じています。あの事故(->Wikiの記事)の生存者もすべて後方座席でしたしね。

シートピッチはこんな感じ。まぁ普通です。1時間足らずのフライトですので問題なしです。ドアクローズするとPBBを離れ滑走路に向かい、RWY30Lから離陸となりました。

ウボンラチャターニ上空は雲が多かったので地上の様子は見えませんでした。短いフライト時間ですので、機内サービスの時間もあまり余裕がありません。離陸するとすぐにベルトサインが消え、CAさんがこんな袋を配ります。

かわいい袋ですが何が入っているのかと中身を出して並べてみました。

ミネラルウォータにご飯、アイスとおしぼりが入っていました。軽食とは言えご飯だけ?と思ったのですが、アイスのパッケージを見て納得しました。タイの代表的なデザートにカオニャオマムアンというものがあります。これはココナッツミルクで甘く炊いたもち米(カオニャオ)とマンゴー(マムアン)を一緒に食べるというものです。初めて聴くと、「えっ!」思うかもしれませんが、これが食べてみると本当においしいのです。

今回の機内の軽食もアイスがマンゴーですので、アイスクリーム版のカオニャオマムアンという趣向のようです。カオニャオが冷蔵庫に入っていたのか、少し硬めのご飯でしたが、おいしく頂くことができました。

袋の中にはこんなメッセージカードも入っていました。どうやらソンクラーンの特別メニューのようです。

なにか機内販売で買おうかと思っていたのですが、短いフライト時間で軽食まで出していれば、CAさんはとても忙しいです。なかなか声をかけるタイミングを見出せず、結局機内販売は断念しました。

バンコクに近づくにつれ、雲がなくなってきました。飛行機はいったんスワンナプーム国際空港を素通りした後、Uターンして海側からアプローチしていきます。

あっという間に、バンコク・スワンナプーム国際空港に到着しました。

<4/15のフライト>
TG2025(WE020)便 UBP-BKK A320-200(​HS-TXK)
エコノミークラス 57K

6 responses on タイスマイルでバンコクへ -タイ・イサーン疎放録 Vol.37-

  1. あさと より:

    さすがに完全LCCではありませんね
    軽食は雪見マンゴー大福のタイ版と行ったところでしょうか
    この袋はなんか無駄なように感じますが
    ソンクラーンの特別仕様なので奮発したのでしょうね

    このA320はCEOですよね
    NEOになる直前に受け取ったと記憶しています
    前方ビジネスクラス席は
    3-3を2-2として使っているのでしょうか

    1. ま~く より:

      あさとさん

      やはりLCCとは一線を画していると思います。ウボンラチャターニでのチェックイン業務こそグループのノックエアに委託しているものの、機内のサービスはTGと大きな差はないように思います。

      日本で言えば羽田-伊丹ほどのフライト時間ですから、限られた時間で配るにはこうして袋に入っているのは合理的かもしれません。もちろんこの時はソンクラーンでしたので特別仕様です。

      タイスマイルが使用しているのは、ご指摘の通りCEOの方です。タイスマイルではすべての機材で3-3のコンフィグとなっていますが、ビジネスクラスは2-2で使用しています。この前の年は、同じ路線ではビジネスを利用しましたが今回はエコノミーとなりました

  2. いはち より:

    甘いもので甘いご飯を食べる・・・と理解してよろしいのでしょうか?
    私はおはぎもやぼたもちも食べられないので、きっとこれはこの袋に入れて
    お持ち帰りになるかもしれません。
    確かに短い飛行時間で食事まで出してCAさんは忙しいでしょう。
    私は機内販売を利用する際は(あらかじめラウンジで機内誌を見て買うか買わないか
    決めるのですが)乗った際にCPさんか入口付近にいるCAさんに頼む事が多いですね。
    とくに羽田~大阪便などは。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      ご飯を食べると言うよりはお菓子を食べるという感覚に近いです。日本で言えばおはぎや団子と言った感じでしょうか。ただ日本のこう言ったコメを使った菓子がダメとなると、カオニャオマムアンも厳しいかもしれませんね

      何度も利用しているJALのCAさんなら動きを読めるのですが、海外のエアラインとなるとやはり少し勝手が違いますね

  3. Dr.鉄路迷 より:

    う~ん、この機内食は・・・。
    そのうち私がタイスマイルに乗った時の機内食も見てください。
    短区間の路線でしたから仕方が無かったと思いますが、
    それにしてもちょっと・・・。
    中国の国内線くらいのものが出せないのかなあ・・・。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷さん

      短距離国内線ですので、機内食なんてないと思っていましたが出たので逆に驚きました。以前にビジネスクラスの機内食を紹介したことがありますが、そちらはきちんとしたものが出されますよ

      中国国内線の機内食、私はビスケットと水くらいしか出てきたことがありません

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