第40回千葉県民マラソン

3月4日に千葉県富津市で開催された千葉県民マラソンでハーフマラソンの部に参加してきました。不甲斐ない結果に終わった1月の千葉マリンマラソンのリベンジを期しての参加となりました。

レース前

会場へ


会場となる富津市社会総合体育館へは、JR内房線の青堀駅と君津駅からシャトルバスが運行されます。当初は電車で青堀駅まで行き、シャトルバスで会場入りする予定でした。内房線の本数が少ないのは難ですが、帰りはグリーン車に乗ってビールをひっかけて帰ろう、そんな算段でした。しかし急遽、同行する人が出たことから車での移動となりました。

会場到着

会場である富津市社会総合体育館の前には多くの屋台が出ていました。

地元の物産を売るお店や、定番のお好み焼きやチョコバナナやなんかを売る店、代々木公園のフェスで見たことがあるトレーラまで来ていました。大会に出場しない人も楽しむことができるような感じです。

8時45分になると開会式が開催されます。チーバ君をはじめとするゆるキャラがいくつも来ていました。

こんな人たちも走る準備をしています。看護師らからなる救護班です。皆さんAEDを背負っていますが、この人たち走っても早いんです。

レース内容

スタート

この大会では持ちタイムごとでスタートの際に整列することはありませんでした。出走者は体育館から500メートルほど離れたところにあるスタート地点に、だらだらと歩いて移動しそのまま並びます。

小生が陣取ったのはスタート時点から、このくらいの場所です。この位置ならスタート時のロスタイムもほとんどなさそうです。この日も1キロメートルを6分のペースで走り、2時間6分でのゴールを目指すことにしました。以前は撃沈しましたが、再チャレンジです。

前半


※画像クリックで拡大

前半は富津市社会総合体育館から西進したあと富津岬のある富津公園を走ります。富津公園までのエリアは飲食店や民家が点在し、沿道の応援も比較的多い場所です。地元の御老人が日向ぼっこを兼ねて椅子に座って、選手に声援を送るなんて姿も見られます。

号砲と同時に一斉にランナーがスタートします。比較的前方にいた小生はどんどん抜かれますが、自分のペースを維持して走ることを心がけます。それでも事前設定より少し早く、1キロメートルを5分40秒ほどのスピードで進んでいくこととなりました。

富津公園の西端は東京湾と太平洋の境目となる富津岬となります。するとこんなものがありました。明治百年記念展望塔と言うもので、五葉松をかたどった展望塔です。天気の良い日は富士山が見えるとの事でしたが、この日は天気は良かったものの富士山を臨むことはできませんでした。

7.5km過ぎでは1時間遅れてスタートした10kmの部のランナーたちとすれ違います。先頭グループは市立船橋高校の生徒たちが多くいるようです。

8km過ぎではこんな格好をした人に抜かれました。沿道からは「バナナ、頑張れ!」との声が飛びます。この後、ボーリングのピンの格好をした人や、チアガールの格好をした人に抜かれます。

後半

レースの後半はゴール地点の富津市社会総合体育館の裏手から工場地帯に入り、東京電力の発電所の前で折り返し、富津市社会総合体育館に戻ります。このあたりは工場地帯ですので沿道の応援者も少なく景色も単調な場所です。そのうえこの日は、この地点でかなりの強風が吹き付けランナーの体力を奪います。

小生も前半と比べると疲れからペースが落ち、1キロメートルを6分以上かかることが出てきます。前回のハーフマラソンの時もそうでしたが、15kmを過ぎると歩き出す人を多く目にします。前回のハーフで私の足が止まってしまったのも15km過ぎでした。しかし今回は遅くても走り続けることに徹します。すると16km過ぎたあたりから、見覚えのあるランナーを追い越し始めます。前半に小生を抜いていったランナーたちです。どうやら彼らの方がよりペースが落ちているようです。

19kmを過ぎたあたりで最後のギアを入れます。すると再びペースを1キロメートルを6分以内のペースに戻すことに成功します。最終的にはバナナもボーリングのピンもチアガールも抜き返してゴールとなりました。

最終結果

今回のタイムに関しては自分のランニングウォッチでの計測では、2時間05分58秒と個人記録の更新とともに、事前に目標タイムをクリアするという満足のいく結果を得ることができました。ただ一方で後半のタイムの落ち込みを見ると、まだまだフルマラソンを走る走力がついていないということを改めて実感しました。

なお今回の大会の公式タイムは3月7日(水)・8日(木)の千葉日報に掲載されます。またRunnetなどのランナー向けのサイトにも掲載されます。私の名前をご存知の方は、そちらで今回の公式タイムを見ることができます。計測方法が異なりますので、公式タイム(グロス)と自己計測(ネット)のタイムでは少し開きがあります。

レース終了後

海苔の味噌汁

会場となった富津市は海苔の生産が盛んなところです。そんなこともあり、会場では海苔の入った味噌汁が無料で振舞われていました。走って汗をかき塩分を失っている体にはちょうど良い嬉しいサービスです。

市原SA

小生が海苔の味噌汁を堪能していると、同行者に早く帰ろうとせかされます。2時間以上待っていて飽きてしまっているようです。本来は走った後に屋台で何か買って食べようと思っていたのですが、それを諦め帰りの途中にある館山自動車道の市原SAで昼食としました。

食べたのはSA内にある「海山食堂」の『千葉県産「元気豚」のカツ丼』でした。厚めにカットされた豚肉はとても柔らかくておいしかったです。かつてはSAでの食事と言うと画一的なものが多かったですが、最近は変わってきていますね。

参加賞

自宅に戻り貰った参加賞を開けるとこんなものが入っていました。右は富津名産の海苔、左はネックウォーマのようです。すでに暖かくなってきましたので、出番はなさそうです。

(2018年3月7日 追記)
本日になりRunnetに大会結果が掲載されましたのでリンクを貼りなおしました

6 responses on 第40回千葉県民マラソン

  1. いはち より:

    記録更新おめでとうございます。そのようにして人はロードレースに
    はまって行くのですよ。(笑)
    昔は正月にこのレースをやっていた様な記憶があります。
    私にはハーフでこの時間は無理になってしまいました。

    コース的にはアップダウンは少ないので走りやすかったと思います。
    そうですね。とんでもない恰好をした人に抜かれるとショックですし
    こんな格好しないで普通に走ったらもっと早いのに・・と思ったりもします。
    お疲れさまでした。一応私は9月23日の千倉ロードレースに向けて始動しようかな~と
    思っています。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      ありがとうございます。
      この大会はハーフの制限時間が2時間30分ですので、私も前回のようなことがあると完走が危うくなります。前回の反省を踏まえ、今回はきちんと準備をしたのが結果が出た要因だと思っています。

      あの恰好で走るのは大変ですので、ある程度の実力と自信がないと仮装はできませんね。私なんか仮装して走ったら完走も危うくなると思います。千倉ロードレースですか、時期的には白井梨マラソンと近いので微妙ですが私も検討してみましょう。

  2. あさと より:

    おめでとうございます
    それも目標タイムとほぼドンピシャリ
    最初のオーバーペースが
    結果論良かったかもしれませんね

    でも娘さんは2時間どう過ごしてらしたのでしょう
    また今年もお会いしたいですね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      ありがとうございます。
      もう少し前半を抑えられていれば、逆に後半にペースを上げられたかもしれないのでその点は少し反省材料です。ただ結果として、全体で目標ペースで走れたのは収穫でした。あとはハーフで2時間をどうやって切るかが課題です

      娘はあの年代ですから、周囲のいろいろなものに次々と興味が移り飽きてはいなかったようです。むしろ飽きてしまったのは娘の面倒を見ていた人間の方ですね(笑)

  3. 鉄路迷 より:

    同行者さんは待ち飽きてしまったのでしょうね。
    とにかく帰りたいという気持ちも分かりますが、ま~くさんのもうちょっといろいろなものを見てみたい気持ちもよ~くわかります。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷さん

      まぁ同じところに2時間もいたら確かに飽きますよね。出店が出ているとは言っても、数は限られているので30分もすればすべてを見終わってしまいますし。ただあさり飯を食べられなかったのは今でも少し残念です。


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