ドゥシット動物園の移転とロイヤル・ターフクラブ競馬場の閉鎖

バンコクでドゥシット離宮近くにある動物に関する施設に動きがみられるようです。小ネタですが本日はそんな動きを拾ってみたいと思います。

昨年末に明らかになったのは、ドゥシット離宮に隣接するドゥシット動物園の移転です。ドゥシット動物園は1938年に開園された、バンコクで最も古い動物園で、1,000羽以上の鳥とおよそ2,000匹の動物を飼育しています。小動物との触れ合いもできる事から親子連れに親しまれている動物園です。

もともとこの土地はチャクリー王家の所有でしたが、ラーマ5世がバンコク都に下賜し動物園が建てられました。しかし場所柄、これ以上の拡張は難しいこともあり「手狭になった動物園を広い場所に移転せよ」とワチラロンコン国王の命があり移転となったようです。移転先となるのは、バンコク北郊のパトゥムタニ県タンヤブリ郡の48ヘクタールの土地で現在の3倍の広さになるようです。新しい動物園の建設は2019年から始まるようです。

そしてもう一つは、やはりドゥシット離宮近くにあるロイヤル・ターフクラブ競馬場の閉鎖です。こちらは国民に競馬を紹介し、タイ産馬の振興と資質向上を目的として、1916年に国王ラーマ6世によって建設されました。それと同時に設立されたのが、現在も競馬場を運営する「ロイヤル・ターフ・クラブ・オブ・タイランド」です。1919年にはラーマ6世の企画による『ザ・ダービー』と言うカップレースが開催されました。このレースは現在でも毎年1月に開催されており、タイ産駒の頂点を争うレースとして位置づけられています。

ロイヤル・ターフクラブ競馬場は、先述のロイヤル・ターフ・クラブ・オブ・タイランドに建物と敷地を月額数万バーツと言う低賃料で貸し出されています。しかし今年になりタイ王室財産管理局が、土地、建物の賃借契約が1999年に失効したとして、6カ月以内の立ち退きを求めたため今年9月に閉鎖されることが決まったようです。こちらは現在のところ移転先に関する情報はなく、ロイヤル・ターフクラブ競馬場の閉鎖だけが決まっているようです。


現在のドゥシット動物園はこちら


ロイヤル・ターフクラブ競馬場はこちら

4 responses on ドゥシット動物園の移転とロイヤル・ターフクラブ競馬場の閉鎖

  1. あさと より:

    この2つはバンコクメガシティのど真ん中に
    大きな広さを持つ物として
    地図上で存在感がありましたね

    バンコクの地図を見る時
    私は昔からそのサイジングやランドマーク設定のために利用していたのが
    ①チャオプラヤ川の蛇行した流れ
    ②この2つの大きな空白?地帯
    この2点です
    それがなくなるのですね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      確かにバンコクの地図の中ではこの二つは存在感がありましたね。なくなった跡地がどのように利用されるのかはわかりませんが、王家が関連した土地ですので今後も高層ビルが建ったりという事はないのではと思っています。

      できれば閉鎖前に動物園には行ってみたいと思っています。

  2. 鉄路迷 より:

    へ~、タイに競馬場ですか・・・。
    と思って調べてみました。
    タイ全体で4か所に競馬場があるんですね。
    賭け方も日本と同じですが、50バーツ単位というのが高額ですね。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      タイも中央競馬と地方競馬があってジョッキーのライセンスも分かれているようです。バンコクの競馬場は2か所とも中央競馬でしたがこちらが閉鎖となってしまうと中央競馬は一場だけになってしまいますね


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