バリ島食い倒れ日記 11日目 ~ヌサドゥア・クタ~

当初の予定では本日の12時にチェックアウトをしなければならないという予定であった。しかしながらングラライ国際空港発、成田行きの飛行機が離陸予定時刻は23時55分である。したがって12時間近くも時間が空いてしまうことになるのだ。

そこで追加料金を払って18時までホテルの部屋を使用できるように手続きをおこなった。All Inclusiveのサービスが受けられるのは14時までとなるが、それでも遅い時間まで部屋を使用できるのは便利である。

【朝食】-ホテル内-
朝食は久しぶりにナシゴレンが饗されるとなる。思い起こせば前回のこのホテルの滞在ではナシゴレン→ミーゴレン→焼きビーフンといった感じで朝食メニューがローテーションでされていたのだが、前回の滞在とは変わった部分もあるようである。

 ・ナシゴレン
 ・ポークソーセージ
 ・ベーコン
 ・サラダ
 ・目玉焼き

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ホテルの朝食が、今回で最後ということもあり、ナシゴレンの上には2つの卵を使った玉子焼きを載せてもらった。その結果、ナシゴレンが全く見えなくなってしまったが、そこはご愛嬌である。また本日のソーセージの具材はポークである。やはりソーセージの素材としては豚肉は一番美味しいと思う。ただここのポークソーセージは日本のそれと比べると若干、淡泊な味である。

【昼食】-SARI DEWI(ヌサドゥア)-
本来であれば本日の昼食もAll Inclusiveでのサービス範囲内なのであるがその権利を放棄し、ヌサ・ドゥア近くのウルム村にあるSARI DEWI(以下、サリ・デヴィ)へ行くこととした。日曜日なので営業しているか心配であったが到着してみると相変わらずの盛況ぶりである。

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サリ・デヴィは先日、訪れたウブドのイブ・オカと同じくバビグリンを専門とする店である。また現地の人たちにとってはお高くとまったイブ・オカよりも、より庶民的な店ともいえる店である。

ここのバビグリンはウブドにあるイヴ・オカとは異なりスープが付く。但しこのスープはスープとして飲むのではなく、ご飯に少しづつかけながら頂くのが正式らしいが、ここは外国人なので知らないというふりをしてスープはスープとして頂く事とする。

ここの店の味付けはかなり辛めである。辛さの正体はラワールであるがこれが少量でもかなりの辛さである。また通常は辛いものを食べたらスープを飲んで緩和するものであるが、ここはスープも辛いので口直しとはいかない。この辛さはやはりバリだなぁと感じ、やはり自分はこの店のファンだなぁと思わずにいられないのであった。

【夕食】-PLAZA BALI CHINESE SEAFOOD(クタ、PLAZA BALI内)-
ヌサドゥア地区にあるホテルからングラライ国際空港への移動に際して、タクシーを利用するとなるとそれなりの金額が必要となる。これを少しでも節約するために裏ワザとして、PLAZA BALIでショッピングするという手がある。

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PLAZA BALIでは主要地区から来店する客のタクシー代を店側が負担するというサービスを行っている。タクシーの運転手によれば日本人だけのサービスらしいが、それを利用しない手はない。PLAZA BALIからングラライ国際空港へはタクシーで20,000rp(日本円で約260円)程度と微々たるものとなるからからだ。

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そんな理由で訪れたPLAZA BALIで、お義理に$3US程度の買い物をするとともに入ったのがこの店である。『地球の歩き方』などのガイドブックによれば、バリで随一の味の中華料理店であるとのことであるが、バリまで来て食べる中華料理には全く期待はしていなかった。

注文にあたって散々、迷った挙句に頼んだのが写真にある焼きビーフンであった。しかし、運ばれてきた料理を食してみて自らの偏見を大いに反省することとなった。日本の高級中華料理の店の味には及ぶべくもないが、街中の中華料理店のそれよりは、はるかに上を行く出来栄えである。バリで最後にいただくビンタンとともに美味しくいただいたのであった。



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