イエンタフォー -タイ・ソンクラーン録 Vol.42-

アユタヤ観光の途中、ワット・プラ・シーサンペットの近くにある店で昼食をとることにした。観光地の中にある飲食店なので、メニュー数や味については期待できないと思っていたが、メニューの中に小生がタイに行ったらぜひ食べいと思っていたメニューを発見した。それがイエンタフォーである。

イエンタフォーはクイティオ同様の麺料理なのであるが、一番の特徴はその毒々しいともいえる赤い色である。これは紅腐乳を入れる事によって出される発色で、初めて見た際にはその色に驚く人もいると思う。紅腐乳とは豆腐に麹をつけ発酵させたもので、赤い色は使う麹に紅麹を使用する事に由来するものである。通常のクイティオと違い、紅腐乳の独特な酸味を楽しむことができる。

麺の種類を選ぶ事ができるのはやはりクイティオと同様で、この日は幅広のビーフン麺であるセンヤイで作ってもらう事にした。食べ進むにつれて最初は白かったセンヤイが、紅腐乳の色に染まり次第に赤くなっていく。自分の好みで入れた唐辛子の辛さと、紅腐乳の酸味がなんともあとをひく料理であった。

AYUTHAYA, gourmet

イエンタフォーはこんな感じです

AYUTHAYA, gourmet

この日は幅広の麺、センヤイで作ってもらいました。

AYUTHAYA, gourmet

こちらのチャーハンも美味しかったです。

AYUTHAYA, gourmet

隣のお店では気になるものが売っていました。

AYUTHAYA, gourmet

店頭でこうして焼いて作っています


8 responses on イエンタフォー -タイ・ソンクラーン録 Vol.42-

  1. いはち より:

    豆腐に麹を入れて発酵させる・・・・・
    豆腐ようみたいですね。
    辛いのでは無く酸っぱいのでしょうか?
    炒飯は美味しそうですが。

  2. 餌釣師 より:

    この色で敬遠しちゃいそうです(笑)
    かき氷がこんな色なら喜んで頂くのですが・・・
    最後のお好み焼きみたいなのは何でしょうか?

  3. ま~く より:

    いはちさん
    紅麹を用いた紅腐乳が、沖縄に伝わって豆腐ようの
    もとになったと言われているようです。
    すっぱ辛くておいしいお味でした。

  4. ま~く より:

    餌釣師さん
    色は確かに毒々しいですね。
    私も全く知識がなかったらこの色は敬遠していたと思います。
    特に中国なんかですと何を使っているか分かりませんしね
    最後の写真は飴のようなお菓子です。
    買ってみようとも思ったのですがこの時はすでに満腹で断念しました

  5. 旅途愉快 より:

    色で敬遠されがちですが、辛いのでなく酸っぱいのですね。色を見るだけだと辛いとイメージしてしまいます。
    チャーハンも美味しそうですね。

  6. ま~く より:

    旅途愉快さん
    タイで赤い食べ物をみると、辛いと思ってしまい
    がちですがそうではないものもあるんです。
    こうして食べていると結構、タイ料理も奥が深いです

  7. あさと より:

    あの酸味が・・・・・・
    私のタイ料理苦手の半分はそこです
    センヤイも透明プルプル苦手の私は・・・
    センミーは大丈夫なのですが
    今回はDrと一緒ということもあって
    久しぶりにタイ料理を食べましたが
    辛かったです(爆)

  8. ま~く より:

    あさとさん
    透明プルプルも苦手なんですね。
    あさとさん程の経験者であれば、タイ料理も辛い物を
    避けようと思えば避けられるのではと思ったのですが
    考えてみれば同行した方の方はお好きでしたね。
    私の家では辛いものが出てこない日の方が少ないですが(笑)


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