来福士でランチ -上海酸梅録 Vol.26-

久しぶりの豫園観光を終えた後は、最近になり北京から上海に移り住んだ知人と合流するために再び人民広場に戻った。待合わせは12時に人民広場駅を出たところにある、麦当劳(マクドナルド)前との約束であった。約束の時間より少し早めに、小生は予定通り待合わせ場所に到着した。

12時を少し過ぎた頃になり、小生の現地携帯が鳴る。発信人を確認すると待ち合わせの相手である。

– 人民広場駅は何号線の地下鉄に乗ればいいの?

起点をはっきりと言わないのが、いかにも「らしい」ところである。

– って、あなた、今何処にいるの?
– 今、私の家ね。いまから出るね。

待合わせ時間になってから家を出るとは、何とも「らしい」ところである。まぁ、外国人を相手にしていると、このような事は良くあることなので、小生は気にしないようになっている。

– 10号線に乗って、陵西南路駅で1号線に乗換えて

そんな会話を終えて電話を切ると、なんで外国人の小生が、中国人に地下鉄の経路を教えているのだろうと、少々おかしな気分に襲われる事になった。知人が遅刻してきた事もあり、ようやく合流を果たした後は、人民広場近くに近接するショッピングセンター『来福士』にある店舗で食事をする事にした。

いくつかの店のなかから直観で選んだのが、広東料理の店であった。(店名不詳) 店の感じは高級感を出そうとしているものの中途半端な印象を受けた。また肝心の味の方も、特筆すべきものはなく再び訪れたいと思わせる要素はあまりない店であった。

上海・来福士

まずはサントリービールを注文。

上海・来福士

こちらは川味水煮魚。ナマズかなんかの魚かと思います。見た目ほどは辛くはないです。

上海・来福士

そして上湯浸娃娃菜。白菜が入った上湯スープでした。

上海・来福士

星州炒米粉とのことでしたが、カレー味の焼きビーフンでした


6 responses on 来福士でランチ -上海酸梅録 Vol.26-

  1. いはち より:

    私、上海で現地の人と待ち合わせをしたのですが、6時間
    待たされた事があります。その間ずっとホテルのロビーで
    待っていたのですが、フロントのお姉ちゃんは「まあ、そんなものね。」と
    一言。
    広東料理ですか~。懐かしいです。最近は横浜中華街でしか
    食べた事が無いんですよ。
    この三品は結構メジャーではないかと思います。

  2. 餌釣師 より:

    私の家って、北京から出てきたわけじゃないですよね(笑)
    まぁ往々にして地方から出てきたばかりの子はその土地の交通事情に疎いですよね。
    バンコクでもよくあります。
    何せ奴ら歩かずにモタサイとかタクシーにすぐ乗るので公共交通網がどうなっているか全然わかってないんです(爆)

  3. あさと より:

    川味水煮魚・・・・
    これはま~くさんが見た目ほど辛くないとおっしゃらなければ
    100%私なんかは見向きもしないでしょう(爆)
    でも見た目ほどには辛くなくても
    間違いなく辛いんですね
    後の2品はすごくおいしそうです
    シャンタンの上の白いのは卵の白身でしょうか

  4. ま~く より:

    いはちさん
    外国人の場合、日本人ほど時間に厳格ではないので、待合わせで
    待つ事は基本と思っています。そんなものね、という反応も
    さもありなんと言った感じですね。
    私の場合、上海で食べる広東・香港系の料理はあまり運がなく
    満足のいくものがなかったりします。

  5. ま~く より:

    餌釣師さん
    お察しの通り、北京から上海に出てきたばかりの人です。
    この時が上海に出てきて2週間とのことですので、あまり上海に
    慣れていなかったという事情もあります。
    > 何せ奴ら歩かずに
    日本にいてもこの辺りは良くわかりますよ。
    麻布十番に行くのにも車で行くと言って、
    なかなか言う事を聞きませんでしたから(笑)

  6. ま~く より:

    あさとさん
    この手の唐辛子に埋まった料理って意外とそれ程辛くない事が多いです。
    まぁ普通の人が食べたら間違いなく辛いのでしょうが、私の場合は
    辛さに対する耐性が他の日本人と違いますので(笑)
    スープに浮かんでいる白いものは、おっしゃる通り卵白です


コメント記入欄

※メールアドレスは管理者のみに通知されます。