Thai Lion Air チェックイン – タイ・イサーン冷涼録 Vol.23 –

スワンナプーム国際空港の開港前、ドンムアン国際空港は国際線専用の第1、第2ターミナルビルと国内線専用ターミナルの3つ建物で運営されていました。2006年のスワンナプーム国際空港開港に伴い。ドンムアン国際空港はいったん閉鎖されましたが、諸問題により翌年にドンムアン国際空港は再開港されることになります。

再開港後のドンムアン国際空港は3つあるターミナルビルのうち第1ターミナルビルのみが供用され、国際線と国内線で使用されていました。しかし第1ターミナルビルの年間旅客処理能力の1,850万人に対して、2015年は2858万人以上と過密状態となっていました。

そのため閉鎖されていた第2ターミナルを改装し、2015年12月24日に再オープンすることとなりました。改装後は第1ターミナルを国際線、第2ターミナルを国内線で使用することになりました。

map_of_donmueang_airport

※画像クリックで拡大

ドンムアン国際空港のFacebookから画像を拝借するとこんな感じの建物の配置になります。当初は2014年前半にオープンする予定でしたので1年以上遅れたことになります。とは言うものの小生の訪泰には再オープン後となりましたので、改装された第2ターミナルを利用することになりました。

ドンムアン国際空港

ターミナルビルに入るとこんな感じです。以前に利用した第1ターミナルとは違い明るく開放感がある作りとなっています。早速、タイ・ライオンン・エアのカウンターでチェックインしましょう。ちなみに小生の訪問時はチェックインカウンターは以下のような配置となっていました。

  • 9-10 Air Asia
  • 11 R Airlines, Oriental Thai, Thai Lion Air
  • 12 Thai Smile
  • 14-15 Nok Air

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迷うことなくチェックインカウンターに到着です。しかし問題は預ける荷物の重さです。前回も書いたように、タイ・ライオン・エアでは15kg/人の荷物を無料としています。しかし羽田出発時に大2個、小1個と、合計3つのスーツケースですでに54kgを超えていました。(→以前の記事) しかもバンコクで若干荷物が増えていましたので、3人で45kgという規定量を超えているのは間違いない状態でした。チェックインカウンターで3つのスーツケース計量すると、やはり60kg近くあります。

しかしカウンター嬢は眉一つ動かさず、一番小さなスーツケースを機内に持ち込むように言います。念のためにと3つ目のスーツケースを機内持ち込み可能なサイズにしていたのが幸いしました。それでも45kgを少し超えた状態でしたが、そこは目をつぶってくれたようです。前回の訪泰では6,000THBものオーバーバゲージ・チャージをAir asiaにとられましたが、その時の二の舞とならなかったのは幸いでした。

ほっと胸をなで下ろし、カウンターを離れようとすると今度は警備員に呼び止められます。そしてこちらの画面を見るように言われます。

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預けた荷物がX線検査で引っかからないか自分で確認しろという事です。

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なんだかんだとありましたが、無事にウボンラチャターニへ出発となりました。


6 responses on Thai Lion Air チェックイン – タイ・イサーン冷涼録 Vol.23 –

  1. いはち より:

    なるほど。チェックインカウンターのお姉さんは良い人ですね。
    まあ、そう言った人ばかりとは限らないのがこの世界。
    私、イギリスの航空会社を利用した時にロンドンからの帰り
    重量オーバーで課金されると言うので、中にしまっておいた柔道着を
    着て飛行機に乗ったことが有りますよ。
    三つ目の荷物は収納出来たのですね。
    それにしてもX線検査の結果を自分で見ていなければならないなんて・・
    厳しいです。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      実は最初に重量オーバーしているのを承知で3つ計りに載せたのは戦略なんです。3つなら大幅にオーバーしているけれど、2つに減らして少しオーバーしているくらいなら、まぁいいかという心理が働くのではと考えたのです。実際に効果があったのかどうかはわかりませんが、幸いにしてオーババゲージチャージは免れました

      上海で預けた荷物のX線検査に引っかかって別室に呼ばれたことはありますが、自分で確認しろと言うのは初めての経験でした。以前のドンムアンでもそんなことはなかったんですけれどね

  2. あさと より:

    バゲージの件は戦略通りだったんですね
    この件ではタイ人のめんどくさがりが良い方向に出たのかもしれません

    このインラインバゲージチェックの際の自己視ですが
    何年も前から台湾の空港で導入されています
    こういうLCCではなくレガシーまでもそうなんですが
    ここと違って実物を確認します
    アイランドの末端にそういうところがあるんですが
    私はこれは良い方法だなと感じていました
    (浦東でも同様の体験があったかもしれません)
    おっしゃる通り昔のドンムアンでは行われていませんでしたし
    インラインでもなかったような記憶があります
    チェックイン前にX線検査で並んで
    チェックインで並んで・・・・だった記憶があります

    1. ま~く より:

      あさとさん

      バゲージの件は以前の事がありますので少々対策を講じていました。まぁもっとも初めから荷物を少なくするという努力が必要なのですが、別けあってなかなか難しいです

      こうして自分でチェックと言うのは初めての経験でしたね。上海で引っかかった時はモニタを見せられて、「ここにライターが入っているだろう!」と言われました。自分でも入れたのを忘れて何度も日中間を往復していたのですが(笑)

  3. 餌釣師 より:

    なかなか上手い戦略ですね。
    まぁ出張でも、気楽な個人旅行でもないので大荷物も致し方ないですよね。
    目的地で半分以上おろしてしまうんですかね(笑)

    1. ま~く より:

      餌釣師さん

      3つのスーツケースのうち大1個は現地で一旦空になりました。小1個は消耗品ですのでこちらも現地で徐々に減っていきました。ただ空になったスーツケースは帰りにはまたいろいろ入ることになったんですけれどね(笑)


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