通常であれば離陸を行う飛行機は滑走路の一番端から離陸する。もし離陸待ちの飛行機がいる場合には列を作り順番に離陸していくというのが通常のパターンである。
先日の成田出撃ではひとつ興味深い事象に遭遇した。滑走路の一番端の手前の位置には全日空機が完成からの離陸許可を待っていた。後ろからはJALの貨物機が滑走路に向かってタキシングをしていた。いつもであれば全日空機が離陸した後に、JAL機の離陸となるところである。
しかしこの日の管制の指示は全日空機が待機する手前の誘導路から、JAL機を滑走路に入れ、離陸をさせたのだ。全日空機からすると順番を飛ばされたことになる。以前に紹介したFedEx機の「離陸拒否」の際も、管制は離陸の順番を守っていただけに異例の措置なのだと思う。
管制からは事情に関して全日空機に対して事情の説明はなかったのでなにが起きたのかはわからない。それにしてもJAL機側が戸惑い気味の交信をしていたのが印象的であった。
先に離陸したJAL機。
こちらは先を越されたANA機
これが単に管制官が順番を間違えただけだったら、JAL機は気まずいのでしょうね(笑)。
以前、セーフティビデオが正常に再生されずに急遽CAさんのデモになったため
準備が間に合わずに滑走路の端で待機になった経験はあります(^_^;
昔、中部国際空港を《珍しく見学だけに訪問した時》(笑)
着陸機と離陸機があわや衝突!…とか
ジャンボが着陸滑走路を間違えた?シーンを見たことあります
でも、順番抜かしは…見た事無いです
もしや…ANA機側にJAL貨物機に先に離陸して欲しい特殊な事情があったのでしょうか
管制も人間だから勘違いはあるかもしれませんね。
穴機のほうでは「ンにゃろ~~!」とか言っているかもしれませんね。
JAL機がショートカットして行ったのですね。
ANA機はご立腹だった事でしょう。
管制官の勘違いだったら納得は行きますが。
基本的に離陸の順番はTWRにコンタクトした順で決まりますので、JAL機がタキシングに時間がかかってしまったためにインターセクションテイクオフとなったんだと思いますよ〜
くぅねる さん
私もセーフティビデオが正常に再生されないことから、急遽CAさん
の実演になったことはありますが、滑走路端で待機までには至りま
せんでした。
まぁ羽田はタキシングするの距離が長いですからね。
さとさん
私は2度ほど乗っている飛行機がゴーアラウンドしたことがあります。いずれも先に着陸した飛行機が、滑走路上でモタモタしたことが原因でした。
順番抜かしの件は、何かの事情があったのだと思います。
理由までは話をしていなかったので分かりませんが・・・
Dr.鉄路迷 さん
ANA機のパイロットはそんな風に思っていたかもしれませんね。
ショートカットを指示されたパイロットも「え、ここ曲がるの?」という感じの声を出していましたし・・・
いはち さん
ショートカットは管制の明確な指示で行われていましたよ。
ANA機はおとなしく待っていましたが、管制は何かの原因で意図的に
順番を変えていましたので、何か理由があったのだと思います。
落武者Rさん
詳しい説明ありがとうございます。
貨物エリアから16Rまでは少し距離がありますし、そういうこと
だったのですね。成田のAランなら、B744でもインターセクション
テイクオフが可能ですしね。
中国だと、よく空港を内を走る車が前の車抜かしたり、飛行機抜かしたりしてますが(笑)
飛行機同士でもこんな事があるんですね。
餌釣師さん
その話だけだとなんか中国の空港はサーキットみたいですね(笑)
でも中国らしい感じもします。
今回のようなことは初めて見ました。
正直、驚きましたよ。