先週の日曜日、小生が住んでいる街の国際交流協会のイベントがあったので、参加してきた。内容としては「市川の歴史、法華経寺をめぐる散策」というもので、中山法華経寺を、市内在住の外国人と一緒にボランティアのガイドをつけて回るというものであった。
中山法華経寺自体はこれまでも何度かことがある場所であり、今年の4月にも台湾人の友人と一緒に桜の写真を撮りに訪れた場所である。事前の小生の感覚では、知っている場所なので、市内在住の外国人を案内することがポイントかななどと考えていた。しかし実際に参加してみると、小生自身もいろいろと勉強になることしきりであった。
何度も訪れている場所と言っても、これまでは歴史的意義が建物か否かなどということは全く理解ないまま、目に付いたところをグルっと回るだけであった。ところが今回はボランティアのガイドが詳しい説明をしてくれるので、これまで知らなかったことを聞くことができる。なかにはこれまで足を踏み入れたことがないエリアを回るなど、新鮮な体験をすることもできた。
これまでかかわった事がない国の人と触れ合うこともでき、知的好奇心が刺激される一日となった。
こちらは法華経寺の黒門。奥には赤くない赤門があります。
本堂の祖師堂へ向かいます
祖師堂は二つの屋根が特徴な「比翼入母屋造」という造りです。この造りは中山法華経寺と岡山県の吉備津神社しかないそうです。
3/11の震災の影響はこんなところにも・・・左に写るオジサンは台湾人ですが日本語ができない人でした。
こちらは本堂の奥にある法華堂。法華経寺の中で最も古い建物で国の重要文化財に指定されています。
こちらの建物は聖教殿。いわゆる宝物殿です。
はこんな感じ全部で6ヶ国のメンバーです。
女子高生から90歳オーバーまで年齢層は広いです。
聖教殿の隣にあるのは瑞門。法華経寺では毎年100日修行をしますがここがその出入口。いわば俗世間と修行の場の境目です。
境内には江戸時代に造られた大仏もあります。
同行メンバーには数名の台湾人がいましたが彼らが一番食いついていたのはこちらの蒋介石像。なぜここに蒋介石像があるのかはガイドも知らず・・・
へぇ面白そうなイベントですね。
諸外国の方々から見た日本を知るよい機会ですね。
でも夜の国際交流だけでなく、昼間の国際交流もされていたとはおみそれしやした(笑)
煩悩に頭を占領されている私は一度こちらの門をくぐってみた方がよさそうです。
以前は毎年ここに来ていましたよ。
今は地元のお寺になったので行っていませんが。
そこにある蒋介石は、日台が断交するときにその後の日台の友好を願って建てられたものですよ。
中山法華経寺ですか~
いつも前を通ったのですが・なぜか寄ったことはなかった
です。
県北の方も被害があったのですね。
大仏様は鎌ヶ谷のそれよりも大きいような気がします。
法華経を唱える宗派は大きく2つで
ここの日蓮宗と日蓮正宗ですね
日蓮正宗はかの創価学会との断絶で有名ですが
そういうこともあって創価学会でもやはり法華経を唱えるようです
蒋介石は日本にいたこともあるので
交流があったのでしょうか
餌釣師さん
夜の国際交流ですと何かと先立つものが必要になりますが
こちらは殆どお金がかかりませんので気軽に参加できます。
でも煩悩が頭を占拠している状況は変わりませんが(笑)
瑞門をくぐって100日行をされますか。
時期は真冬ですし寒いですよ~
Dr.鉄路迷さん
以前はこちらが菩提寺だったのですか。
たしかにそのままでは共和国から遠いので地元のお寺に
変更するのは自然の流れですね。
蒋介石像は以前に友人の台湾人を連れて行った時も
やはり食いついていましたよ
いはちさん
機会があれば寄ってみてください。
ただ周囲の道が狭くて車で行くには少々不向きではありますが・・・
こちらの大仏は県内では最大のサイズとのことです。
あさとさん
日蓮上人が開いた日蓮宗は排他的な考えが強いので
周囲や内部で揉めることも多いように思います。
ただ日蓮宗から派生した宗派は信仰の創価学会や霊友会なども
含めて法華経を唱えますね。
蒋介石が日本にいたことは私も知っているのですが
この寺とどのような関係があったのかまではわかりません。
こういうツアーは楽しそうですね!
こういうツアーがあるのをご存知なのも、さすが
国際派ま~くさんですね。
ネズちゃん
一定規模の自治体であれば、必ず「XX市国際交流協会」という
団体があって、いろいろと活動をしていますよ。
ネズちゃんのお住まいの都市は国際都市ですのできっと立派な
協会があるはずです。興味があれば調べてみてください。