上海には茶葉の市場が3つある。市場の開設順に書くと以下のようになるらしい。
– 九星茶葉批発市場(星東路)
– 天山茶城(中山西路×玉屏路)
– 満堂春茶葉市場(普善路)
本当は大統路にも大統路茶葉批発市場と言う市場があるのだが、こちらは新しくできた満堂春茶葉市場へ、店舗が続々と移転しているらしい。時間があればすべてを回りたいところであるが、滞在時間を考えるとそうもいかない。
そこでどの市場に行くか事前に、ウェブサイトの情報を元に出発前に検討をおこなった。まず小生が最初に候補に挙げたのは「天山茶城」であった。地下鉄の延安西路駅からも近いうえに、このあたりは小生も土地勘があるエリアである。しかし外国人客が多いことから外国人価格が一部で存在し、規模もそれほどではないという事ではないとい情報もあった。
そこで残りの2つを比較したところ、「九星茶葉批発市場」に関しては規模は大きな市場であり茶葉のみではなく茶器も揃っているという。ただし市街地から遠い上に、かなりわかりにくい場所であるという点が難点である。
一方で「満堂春茶葉市場」はできたばかりで、事前に詳細な情報を得ることは難しかった。しかし建物の中に店舗が集まっているようで、雨天でも買い物は容易であるようである。ただ詳細な情報がないだけに、行ってみたものの期待はずれだったと言うリスクもある。
そこでアクセスには少々難があるのは覚悟の上で、九星茶葉批発市場へ行くことにした。下調べの情報によると地下鉄9号線星中駅から、タクシーを捕まえると行きは5分ほどで行けるとの事である。そんな下調べを経たうえで、今回は九星茶葉批発市場へ行くことにしたのであった。
三つのお茶市場と人民広場の位置関係。九星茶葉市場はかなりはずれのほうです
(地図はクリックで拡大表示します)
星中路駅からのアクセスはこんな感じです。
(地図はクリックで拡大表示します)
市場の中はこんな感じ。雨でしたので人は少ないです。
1枚目の写真の円盤状のもの。これもお茶ですか?
日本ではお目にかかれないお茶に出会う事ができそうですね!
猿の絵が描かれた円盤状の物は??
お茶もこり出すと奥が深いですなあ。
私はどちらかと言うと日本茶と同じ
龍井茶が好きですが。
プーアル茶買ったのですか?
なんだかこのお茶は崩すのがもったいなくて飾りになっちゃいますね。
プーアル茶・・・悲しいかな飲めません・・・
そうそう
本土と台湾のお茶の違いって
茶葉のコンセプトが全く違うというのは
飲まれた方はわかると思うんですが
普段の飲み方も違いますよね
くぅねるさん
一枚目の写真はプーアル茶の写真となります。
中国茶はすそ野が広いですからね。
日本で見られない中国茶もたくさんありますよ。
いはちさん
Dr のコメントにもありますように、プーアル茶になります。
後日、詳述しますがプーアル茶は通常はこうして固めて
売られています。
確かに中国茶は奥が深いですね。
女優の風吹ジュンさんは、やはり中国茶にはまっていて
珍しいお茶を目指して、中国各地を回っているそうです。
Dr.鉄路迷さん
冒頭の写真のものは買っていませんが、
プーアル茶はたくさん買いましたよ。
この時の大きな目的の一つがお茶の買い付けでしたので
お茶だけで1kg以上買ってしまいました(笑)
あさとさん
中国茶と台湾茶が全く違うことはよくわかりました。
そもそも中国茶に、はまったきっかけが中国人にプーアル茶を
飲ませてもらった時でしたので、私はプーアル茶が一番好きです。
プーアル茶も散茶と餅茶で、また違いがあって違いを楽しむのも
楽しいのですが、飲めないとは残念・・・
市場までいかれたんですね。
量販店に出回るものとの価格差が気になるとこです。
餌釣師さん
実は家楽福に行ったのは、市中の値段を確認する意味も
あったのです。価格的にはやはり市場のほうが安かったですよ
ただ文中にもある通り、ちょっと中心地から遠いのがネックです