九星茶葉批発市場へは最寄駅である星中路駅まで、地下鉄で移動しそこから徒歩で移動するつもりであった。事前の調べでは、星中路駅から車で5分ほどとの事であったので、歩いても30分はかからないだろうと考えたのだ。
星中路駅で地下鉄を降りると駅の中には、大きく「九星市場」の方角が示されている。そんな案内がこの市場の規模が大きなことを感じさせた。(後で勘違いに気づくことになるのだが)
駅前から歩いて市場に向かおうと、10メートルほど歩いたところで小生の歩くという決意は早くも折れることになる。原因は上海についてからずっと降り続く雨である。そこで周囲を見回すと三輪自転車のタクシーが目に入った。すぐにそれを利用する事を決意し、交渉をすることにした。
– 九星市場まで行きたいんだけれど。
– 九星市場のどこ?
– 九星市場の入り口でいい
– じゃぁ、5元ね。
– 高いよ。3元にしてよ
– いいわ
まぁそんな会話を経て、3元で三輪自転車のタクシーで、市場に向かうことになった。
星中路駅を降りて地上に向かう出口にはこんな表示がありました。
これが大きな勘違いをさせることに・・・
自転車タクシーはこんな感じで後部に客を乗せます。
市場からの帰りも自転車タクシーを利用。
こちらは帰りの自転車タクシーのオバチャン
自転車タクシー乗車の様子を動画で撮影してみました。
私は以前に(20年前くらい)このチャリタクを
利用したことがありますよ。
当時はどこまで行っても(常識の範囲内)1元で
行ってくれたような・・たぶん、その時一緒にいた
上海の人が頼んだからかもしれませんが。
いい経験をされましたね。
もう無くなっちゃったかと思っていました。
自転車タクシーが現役なのですか!
しかし料金は有って無いようなものですね。
乗ってみたいですが、観光客丸出しで行ったら高額な請求が来そうです(^_^;
へぇ、最近見掛けなくなりましたがまだ営業している人がいたんですね。
いはちさん
20年前と今では上海の物価も相当違ってきています。
労働賃金も毎年上がっていますしね
この手の乗り物に乗るのは海南島の時以来となりましたが
なかなか楽しい経験になりました
くぅねるさん
通常のタクシーと違って決まった金額はありませんので
値段は目的地を告げて、交渉して決めることになります。
それほど、アコギな商売をしている感じもなかったので
中国初心者でも平気だと思いますよ。
ただ、値段交渉があるので、ある程度の中国語は必須になりますが(笑)
餌釣師さん
上海で自転車タクシーを見たのは初めてでした。
もう少し粘って値切れば安くなった気もしますが
日本円にして、10円とか20円の世界ですからね。
お互い気持ちよく取引をすることにしました。
そうですね
交渉が原則の物は1度は値切ってみるのが礼儀だと思います(爆)
ただ
日本人の感覚で言う「値切り」と
交渉が日常にある民族の考える「値切り」の感覚って
かなり違うような気がします
あさとさん
まぁ値切りというよりは価格交渉というのが正しい
訳かもしれませんね。Negotiationです。
ただ関東の人間のほうが関西の人より苦手かもしれませんね