昨年に引続き、地元にある中山法華経寺の節分追儺式に行ってきた。しかし、昨晩から関東地方では雪が降り続き、久し振りの積雪となったことから開催が危ぶまれての訪問となった。
中山法華経寺についたのは昼近くであったが、かなり大粒の雪が降り続いていた。しかし参道ですれ違う人から、豆まきは中止になったとの話が聞こえてきた。不安に思いながらも本堂近くにいる警備員に尋ねると、やはり雪の影響で豆まきが中止になったとのことであった。
来年の節分は平日で尋ねることができないであろうことから困難を極めながらも、雪の中を来たのにと大変落胆する結果となってしまった。仕方なく帰ることとしたが、その前に暖をとるために参道にある喫茶店でコーヒーを飲むことにした。ところがその喫茶店の店員と話していると、天候不良で豆まきができない時は豆まきは行わないが、手渡しで「豆まき」ならぬ「豆渡し」をするとの情報を得ることができた。
そこで急いでコーヒーを飲みほし、境内に戻ると「豆渡し」を待つための行列ができていた。僧侶の読経を聞きながら寒い中を小一時間ほど待つと、ようやく「豆渡し」が始まった。残念ながらゲストの芸能人は小生のいた位置からは死角で見えなかったものの、昨年よりも多くの戦利品を獲得することができ、なかなか満足の節分行事であった。