バンコクに出発する前日は、夜になり雨が降り出していました。天気予報では夜半過ぎから雪に変わり、関東地方南部でも積雪があるのではという予報が出ていました。積雪となったら出発に影響があると嫌だなと思っていたものの、幸いなことに雨が雪に変わることはなく雪の影響は免れることができます。
しかしながら小雨が残るままの天候の中での出発となりました。そのためせっかく富士山が見えればと思って窓際の座席を確保していたのに、離陸後はずっと雲の上を飛行することとなりその雲が切れるのはなんとインドシナ半島に入ってからとなりました。
さてこの日は飛行機の中で初めての経験をすることとなりました。それが体調不良です。機内食を終えたあたりから少し頭部に違和感を感じ、ボーっとした感覚がありました。最初はこの日の朝が早かった影響なのだろうと思っていたが、次第に悪寒を感じるようになっていく。
過去の経験からこの症状が現れるという事は、38度以上の熱があるのは間違いないように思われた。そこで少しでも現地に着くまでに体調を回復させねばと、機内で寝ようと試みるのであるがうまく眠れないまま、バンコクに到着することとなりました。何度も飛行機に乗っていますが、機内で体調不良を感じるという事は初めての経験です。今にして思えば、この時の症状がこれから起きることを暗示する出来事と言えるものでした。
【2016/1/30の搭乗】
JL031便 B777-200ER(JA705J)
羽田 – バンコク エコノミー席 48K
搭乗したのはB777ー200ER(JA705J)でした。コンフィグはW51になります。Sky suite に改修前の機材になりますので、シートピッチは従来のままです。残念ながら機内WiFiも使えません。
ほぼ満席で出発となりました。
羽田の離陸はD滑走路RWY05からでした。ドアクローズから離陸まではやはり30分ほどかかります。
離陸後はずっと厚い雲の上のフライトなりました。
機内では映画『オデッセイ』を鑑賞します。話題の映画ですが個人的にはあまり楽しめなかったです。
気を取り直して2本目の映画は『I love Snoopy』を見ます。こちらは楽しめましたが途中から意識が朦朧としてきます。
CAさんがリフレッシュメントを持ってきてくれましたが、コンソメスープのみをいただきます。
そうこうしているうちにラオス上空です。ここまで来てようやく雲が晴れました。
バンコク・スワンナプーム国際空港に到着です。イスラエルのエル・アル航空のB777ー200(4X-ECD)が駐機していました。地対空ミサイルに対する警報・妨害装置「フライトガード」が装着された機材です。
まさかの流行り病では……
空港にもよりますが
概ね検疫のカメラは
38℃以上あると反応するようです
イスラエル航空も
周りが敵ばかりですから大変ですね
あさとさん
わたしも流行り病という事を考えましたが、往路の機内ですし潜伏期間なんかを考えるとその可能性は低いかなと思います。スワンナプームでも検疫のカメラが設置されていましたが、それに引っかかることがなかったのは幸いでした。
エル・アル航空はそんな事情ですので、搭乗客のセキュリティチェックもかなり厳しいようです。セキュリティチェックにかなり時間を要するので空港に早めにいかないといけないそうです。
私は幸いなことに機内で体調を崩した事がありません。
気圧が違うだけに苦しくなる事が想像されます。
つらかった事でしょう。
イランの飛行機には乗った事があるのですがイスラエルの飛行機って
乗っていません。
いはちさん
機内で体調の悪化を感じたのは私も初めての経験です。フライト時間がそれなりにある国際線ですので、寝て体調の回復を試みましたが万全とはいかない状態でのタイ入国となりました。
イラン航空は中国経や韓国経由で日本に乗り入れていましたので、日本からも利用することができましたね
昔、私の同僚が初の海外出張で舞い上がって酒飲み過ぎまして。
気圧の関係で悪酔いしてました。
なもんで地上についたらあっさり治ったんですけどね。
でも、そんな感じでもないですもんね。
旅先での体調不良は気合で直す!ってわけにはいかなかったんですね。
餌釣師さん
機内は気圧が低いので酔いやすいですよね。ただ私の場合は、そういう事ではなく完全に風邪の類だったようです。現に現地についてからも体調不良は続きました
気合いで、とはいきませんでしたが、適切な処置をこの後にすることになります