昨年も参加したイベントであるが、今年もベイパークフェスティバルが、千葉県船橋市の「ふなばし 三番瀬海浜公園」で先週末の3月27日に実施されたので行ってきた。(→昨年の様子)
三番瀬海浜公園では公式サイトによると、今年は以下の内容で実施された。
①船橋名産ホンビノス貝のつかみ取り
②「クラウンゼン」によるバルーンパフォーマンス
昨年と比べるサイト内の告知スペースも小さいし、イベントの内容も縮小しているように感じた。その理由は、公園についてみると判明した。昨年までイベントが行われていた場所は、こんな風になっていました。
ふなばし三番瀬海浜公園は1928年に屋外プールや潮干狩りができるレクリエーション施設としてオープンしました。1992年には屋内プールも建設され、近年ではBBQブームの高まりもあり気軽にBBQが楽しめる場所としても、周辺住民に親しまれてきました。しかし2011年の東日本大震災で埋立地に作られた三番瀬海浜公園一帯は液状化し大きな被害を受けます。
三番瀬海浜公園も屋外プールはひび割れが発生して使用不能となります。修復するには液状化対策などで多額の費用が掛かることから船橋市は屋外プールの再開を断念します。また屋内プールも施設不具合により2002年から使用されていませんでしたので、市ではこちらも併せて整備を行わない方針を決めます。そして震災の被害を受けなかった温水プール棟からプールを撤去・再整備し、22億円あまりをかけて「環境学習館」(仮称)として2017年7月に再オープンするという事業計画を、2015年12月に市議会に提出します。
事業計画ではそれによると再整備後の施設は模型や映像などで干潟の生物を中心とした自然環境や、海苔などの船橋産を通じた食の体験ができる施設になると言う事です。また屋外プールがあったエリアは、プールを取壊し様々なイベントが開催できる広場に転用したうえで展望デッキを設けると言う事です。上の写真は屋外プールを取壊している現場のものでした。
さて話は戻ってベイパークフェスティバルですが目ぼしいイベントもないので、今年はホンビノスガイ掴みどりに絞っての参加です。昨年よりは少なかったものの、それでもたくさんのホンビノスガイを獲得することができました。
久しぶりに来ましたがなんかいつもと様子が違います。
屋外プールがあったところはこんな有様です。
潮干狩りができるエリアは通常通りです。
さてイベントを実施しているところへやってきました。
ホンビノスガイがバケツに入っていますので
こんな風に両手すくい上げます。ちなみにこの後ろ姿のオバちゃんは、赤の他人です(笑)
この日は全部で30個のホンビノスガイを獲得です。
ちなみに近所のスーパーで見てみると、7個で394円で売られていました
昨年同様にボンゴレにしていただきました。本当はクラムチャウダーにするとおいしい貝です
ということは
昨年まではほったらかしになっていたのでしょうか
なんにしろ
早く復旧してほしいですね
いわゆる大あさりと呼ばれている貝ですね
パスタにするとその大きさが
通常のボンゴレの時と違うことがはっきりわかりますね
あさとさん
ロープを張って「入れなくしたりしていましたが、基本的に放置でした。船橋市にはほかにも市が運営するプールがありますので、こちらを治すと言う事は念頭になかったのかもしれません
はい、オオアサリとも呼ばれる貝です。以前にも書いた通り食品偽装の問題の影響から、正式名称で流通するようになりました。
ボンゴレでも大きくて美味しそうですなあ。
こういうのだったら大盛りで食べちゃう。
Dr.鉄路迷さん
あさりよりも味が濃いのでおいしくいただけました。
また来年も開催されれば行こうと思います。
3.11の爪痕はこんな所にも有ったのですね。
千葉県民として知らなかったのは、恥ずかしい次第です。
ホンビノスガイはスーパーで買おうと思うと若干お高いので
二の足を踏んでしまいます。これなら思いっきり食べられて
良いですね。
いはちさん
ご存知の通り、このあたりは民家がないこともあってあまり報道でも扱われませんでしたからね。民家があっても浦安あたりの液状化被害もあまり扱いは大きくなかったように思います。
舞浜近辺はまだまだ震災復旧工事が続いているところもありますが・・・
ホンビノスガイは意外と買うと高いですよね。
そうしたものがもらえるというのはなかなか貴重なイベントです。