ワット・タムセーンペットボンは前回紹介した、ワット・タムセーンペットラーンと対になる寺院のようです。それぞれの名称の最後についている、「ボン」とはタイ語で『上』、ラーンは『下」の意味です。
その名の通り、ワット・タムセーンペットボンは、ワット・タムセーンペットラーンのあるところから山道を登った山頂付近に建てられています。こちらの寺院の縁起等は不明ですが、一説によれば瞑想寺として建てられたようです。
曲がりくねった山道を進むと、こんなものが出迎えてくれます。どうやら寺院の入り口のようです。車のまま中に進みます。
講堂がありますがかなりの大きさがあります。寺院としての格式は、高いようです。写真では砂地のように見えるかもしれませんが、講堂の手前がデコボコになっています。これは溶岩が固まったものです。この寺院は固まった溶岩の上に建てられているようです。
講堂を別アングルで。地面が溶岩石というのがわかりますかね?
講堂の中はこんな感じです。かなりの広さという事がわかりますね
講堂の正面に安置されている仏様です。
奥の仏様は金色に輝いています。
講堂の裏には大きな涅槃仏が祀られています
お顔はやはりタイ風ですね。
さらに奥にはこんな建物があります。
中に入ってみるとこんな生々しい像があります。高僧なのでしょうね
天井には天井画が描かれています。なかなか見事な出来栄えです。
仏教の教えのなにかのシーンなのでしょうが、不信心者の私には何のシーンなのかはわかりません
壁面にも絵が描かれています。壁面のものは建物の中央の像の高僧のもののようです。
虎相手に説法しているのでしょかね??
場所はこんな感じです。それなりに楽しむことができる場所でした。
傾斜のある溶岩台地にこの大きさの講堂を建てるのは
相当苦労されたかと思います。立派な講堂ですね。
涅槃物も良いお顔をしています。諭されてしまいそうですね。
最後の虎の絵は
2009年5月の私のブログに載っている絵と同じかもしれませんね。
この後このお坊さんは空腹の虎の親子に自らの身を捧げるのでは?と
思いますよ。
良いお寺ですね。
いはちさん
こういった立地ですので、建物を建てるのは大変だったでしょうね。まぁ日本のように基礎をしっかりしているとは思いませんがそれでも山奥の傾斜地ですので大変だったでしょうね
大変立派なお寺でしたが、前回のお寺同様に参拝客はほかになかったです。
こういった宗教絵画にはいはちさんがコメントされているような物語(というかエピソード?)がありますよね。
本当はそういった解説を聞きながら拝見したいところではありますが、こういったお話はどこの国でも有料ガイドをお願いしないと厳しい部分でありますね。
餌釣師さん
バンコクの都会のメジャーな観光地ならガイドもいますが、片田舎の寺院ですからねぇ。ガイドどころか僧侶の姿を見ることもありませんでした。像がある僧侶はおそらくこの地で修行をした人物なのだと思いますが、如何せん情報がなさすぎです。
こちらは北部タイ式の立派なお堂がありますね
ミャンマーの寺院の絵などを見ますと
仏教とヒンドゥーはいとこのようだと感じますが
この絵画もそういう感じを受けますね
タイの仏像・・・・・
現在は少しセクシーにしてるようです
あさとさん
天井画は見事なできでした。題材も釈迦の輪廻の様子を順に描いていますので、こちらは不信心者の私でも理解はできます。ただ壁面の僧侶の絵は寺の縁起などがわからないと不明なことが多いですね
タイの仏像もできた時代によってその姿も違いますね。こちらはそれほど古いものではないことはその姿からもわかりますね