海南島記 -Prologue-

本日から年末年始にした海南島の旅行記を書いていきたいと思います。まずは海南島に関する概略について書いていきたいと思います。

海南島は主権問題が存在する台湾を除くと、中国最大の島です。北海岸の向こう側が広東省の雷州半島で、西海岸はトンキン湾を挟んで、ベトナム中北部と向い合うという立地となっており、面積3.4万平方kmで九州とほぼ同面積となっています。

China

海南島は古来より黎族(リー族)など少数民族が居住する土地でした。しかし海南島が経済特区に指定されてからは漢族が大量に流入するようになりました。現在では島内785万人の人口のうち、黎族は約12万人、苗族は約6万人、回族は約6千人、そのほかの少数民族の人口は約1.5万人となっており、残りの約8割は漢族が占めています。

海南島の気候は北部は亜熱帯季節気候、南部は熱帯海洋性気候となっています。海南島中部には高さ1,888mを誇る五指山山脈が聳え、この山脈が北からの風雨をさえぎるため、島の北部では降雨量が多いが、南部では少なくなっています。緯度的にはハワイとほぼ同緯度に位置することから、「東洋のハワイ」とも称される島となっています。

【主な都市】
海南島

<海口>
海口市は海南島の北に位置し、1988年に海南島が省に昇格した際に省都に指定され、同時に経済特区にも指定された、海南島の政治、文化、経済の中心地となっています。

<三亜>
三亜は海南島の最南端に位置し、省都海口から280kmほど離れた南シナ海に面した都市です。近年は中国政府により積極的に観光整備が行われ、リゾートホテルが立ち並ぶほか、森林、動物、温泉、少数民族の風俗や文化、洞窟(熱帯植物の茂る「大小洞」)など、海浜以外の観光資源も豊富な場所となっています。

<三亜市内地図>
海南島・三亜

今回滞在したのは南部の三亜市です。


6 responses on 海南島記 -Prologue-

  1. にゃ〜ご屋の知事 より:

    おっ!
    正月明け〜三連休で〜ネタを仕上げましたか
    何日分 作成されたんでしょうか
    (笑)
    いやいや〜 詳しく解説ありがとうございました
    かな〜り 引っ張りそーですな〜
    シリーズ楽しみにしてます→ミシミシ

  2. いはち より:

    海南島に行かれたのですね。
    暖かかったのでしょうね。
    あっ ツバメの巣がたくさん取れる場所でしたっけ?

  3. 三亜ですか。
    私が行ったのははるか以前、20年前。
    島のSL列車で行ったんですよ。
    この前海南島に行ったときは海口だけだったのですが、三亜もずいぶんと変わったでしょうね~。

  4. ま~く より:

    にゃ〜ご屋知事 殿
    こちらは全ての数字がゼロになりました(謎)
    今回は少し長くなりそうな感じです。
    3連休である程度、記事を作成しましたが、まだすべては完成していません。

  5. ま~く より:

    いはちさん
    海南島は暖かかったですよ。半袖&短パンで充分でした。
    ツバメの巣は福建省ではなかったかと思います・・・
    海南島でも取れるのかはわかりません。

  6. ま〜く より:

    DR.鉄路迷 さん
    今回、私は三亜だけでした。海口も行ってみたかったのですが、次回以降になりそうです。
    次回は是非、男だけで行きたいものです(笑)


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