年越し -タイ・イサーン叙久闊録 Vol.20-

タイで新年を祝うのは4月のソンクラーンがメインで、カレンダー上の1月1日はそれほど重要視されていません。そのため何もイベントらしいことはないのだろうと考えていました。

しかし大晦日の夕食はいつもより少し多い品数が並びます。普段は男性の食事がひと段落してから、食事をする女性や子供もござを敷いて一緒の時間帯に食事をします。加えて年末に誕生日を迎える子供が3人いるとの事で、その誕生会も一緒に行われます。

食事がひと段落すると、滞在先の家の娘がモーラムの楽曲を大音量で流し始めます。すると自然とダンス大会の様相を呈します。モーラムを聞きながら踊るのは、イサーンの人のDNAに刷り込まれているので、それこそ老若男女の別なくダンス大会となりました。

日付けが変わるのが近くなると、手持ち花火が配れます。そして日付けが変わったところで、みんなで花火に火をつけ、それが終わるとお開きとなりました。


年越しを意識してか、この日の夕食はいつもより色どりの良いものが並びました。こちらは生牡蠣ですね。イサーンの人も牡蠣は好きです


白ハチノスの和え物です。蜂の巣ではなく牛の第二胃袋ですね


お約束のプラーニンの塩焼きです。お腹にはハーブが詰められています

2 responses on 年越し -タイ・イサーン叙久闊録 Vol.20-

  1. あさと より:

    牡蠣のお料理はおいしそうですね
    牡蠣好きにはそそられます
    そういえばタイでは牡蠣を食べたことがないのに気づきました
    海から遠く離れたイサーン地方でも生牡蠣が食べられるって
    素敵なことではありますが
    かなりお高くなっているのではないでしょうか

  2. いはち より:

    生ガキはどうやって運んでくるのでしょうかね。
    食べてみたいです。
    蜂の巣は代々木公園で食べた記憶があります。
    私も好きですが、ご家族も食べられていましたね。
    この料理は私もたべられるでしょうね。


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