イサーン最後の夕食 -タイ・イサーン叙久闊録 Vol.25-

計画時は長いと思われた6泊7日のイサーン滞在ですが、早いものでこの日が最終夜となりました。そんな事もあり、昼にアムナートチャルーン市場まで出かけ、食材を調達したうえでに夕食となりました。


市場で調達してきたのは、白ハチノス(牛の第二胃袋)。このようにヤムになって出てきました。


同じく市場で調達したエビは、クンチェーナムプラーという料理になって出てきました。イサーンの人たちは生エビも好んで食べます


少し写真が暗いですが、プラーニンの塩焼きです。


一通り食事がすんだところでつまみに出てきたのが、カイラン菜の漬物でした

以前の小生のイサーン滞在では何かしらの虫を、村の人が持ってきて小生に食べさせるという事がありましたが、今回はそんな機会はありませんでした。

イサーンはもともと貧しい地域で、貴重な蛋白源として昆虫食が行われたようです。しかし最近ではイサーンでも蛋白源が豊富となり、若い人が昆虫を食べる機会が減ったのでしょう。年寄が減った結果、小生に昆虫食を勧める村人もいなくなったのかもしれません。


そうこうしているうちに周囲は暗くなっていきました。

4 responses on イサーン最後の夕食 -タイ・イサーン叙久闊録 Vol.25-

  1. いはち より:

    辛そうにトッピングされたのは生のエビですか。
    私はエビを生で食べる事は殆ど無いですね。
    一度だけ料亭でエビの踊り食いを奨められたのですが
    可愛そうでダメでした。
    それが原因かもしれませんね。
    虫を食べる・・以前は私の住む地方もイナゴの佃煮なんか
    食べていましたが、今は食べる事がなくなりました。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      生の海老はだめですか?
      日本でも海老を生で食べることがありますので、私自身はあまり抵抗感はありません。ただ日本とは衛生状態が違いますので、そういう観点で生食に抵抗を感じる事はあります。

      ただタイでは唐辛子やパクチーなんかを多く使いますが、あれは毒消しの意味合いもあるようです

  2. あさと より:

    北陸が近い関西圏は生の海老を食べる機会が多いですね
    どうしても季節になりますと甘えびを食べたくなります

    味付けは基本的な香辛料以外はナンプラーなのでしょうか
    日本の家庭料理がほぼ醤油色だと思われるのと同様
    タイの家庭料理もナンプラー色のように思われるでしょうね

    イサーンではありませんが
    カンボジアのシエムリアップでコオロギを山ほど入れた鍋を店先で売っていました
    日本のこおろぎの1.6倍ほどの大きさだったので食べるのを躊躇しました

    1. ま~く より:

      あさと さん

      一言でナンプラーと言っても牡蠣を材料にするものや魚を材料とするもの等様々な種類があります。またタイにも醤油があってこちらも料理を作るときには一般的に使われます。写真の料理も海老はナンプラーで味付けされていますが、ハチノスはタイの醤油が使われていますね

      日本でもイナゴなんかを食べることろがあって、私自身も子供の時に食べた事がありますがコオロギも似たような感じでした。ただし決しておいしいとは思いませんし、好んで食べようとする代物ではありません


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