台北の故宮博物院に収蔵されている、貴重な文物を日本へ運び「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」が開催される事が正式に決定した。来年の6月に東京国立博物館で、同年10月に九州国立博物館でそれぞれ開催される。
なかでも目玉となりそうなのは、「翠玉白菜」「肉形石」等の有名な文物が初めて台湾から持ち出される事である。小生も実際に台湾に行った時に、これらを見たが見事な一品であり、日本で開催される展覧会でも来場者の注目を集める事は必至であろう。今から非常に楽しみなイベントであると思う。
小生として注目しているのは、西周時代の「散氏盤」という青銅器や書聖と呼ばれた王羲之の「定武蘭亭序」という書の名品が来日する事である。これらはともに書壇では重要な歴史的遺産であり、バイブルとも言える存在である。特に青銅器については同じく名品の誉れ高い「毛公鼎」は見る機会があったものの、「散氏盤」は展示されていなかったので楽しみもひとしおである。
ただ残念なのは東京展と九州展では、展示の内容に若干の違いがあり「翠玉白菜」は東京展のみ、「肉形石」「定武蘭亭序」は九州展のみの展示となるようである。「定武蘭亭序」を見たいとなると九州まで出掛ける必要がありそうである。
私もニュースで見ました。
違う意味で警備が大変そうだなと思いました(笑)
翡翠の白菜は美しいですよね。
とうとうあの2品が遠征をするのですね
かなりの台湾側の入れ込みようがわかります
台湾現地でもこの2品はマスコットになったりして
代表的な展示物です
私としてはヒスイの屏風が実はあるのですが
これの方がすごい!と思ってます
来ればいいのですが・・・・
故宮の宝物の本当のすごさは
焼物と書画です
合計して5回行ってますが
まだまだ見てないものが多いので楽しみですが
こういうものはいつもいつも大阪をスルーするんですよね
本物はこちらですか~。
来年ですね。楽しみに待っています。
餌釣師さん
確かに警備は大変でしょうね。
加えて私が考えたのは保険金はどのくらいかけているのだろう
と言う事だったりします。下世話な話ですね・・・
翡翠の白菜は本当に綺麗にできていますね
あさとさん
今回発表になった2品は初めて台湾をでますので、確かに
台湾側の力の入れ具合が伝わってきますね。実は私の
ガラケーについているストラップは翡翠白菜のレプリカの
だったりします(笑)
焼物に関しては造詣がないので詳しい事は分かりませんが
書画は専門家も垂涎の品が収蔵されていますね。書なら
唐代の顔真卿、北宋の蘇軾、米芾などの真筆が日本にやってきたら
やはり見ておかねばなりませんし、画も明代の文徴明、徐渭
董其昌などの作品も楽しみです。
今回の展示会で大阪がスルーとなったのは、国立博物館が
大阪にないのも起因しているのではないでしょうか。
なぜ京都や奈良がないのかは分かりませんが、集客を考えれば
近畿圏でないのは不思議ですね
いはちさん
来年の後半ですので少し先ではありますが
楽しみな展覧会ですね。混雑しそうなのは嫌ですが・・・
故宮博物院展が日本でも行われますね。
一度故宮博物院は行ったことがありますが、真面目に見てなかったので、東京開催は行って見ようと思ってます。