このところGWに訪れた場所を散発的に紹介しているが、今回はそんなGWネタの最後となる。今回紹介するのは我孫子市鳥の博物館である。
ここは以前に紹介した、手賀沼に隣接する施設となっている。施設を所管するのは、我孫子市教育委員会と、自治体の中でも決して上位レベルの機関ではないが、日本で唯一の鳥類について総合的に研究・展示する博物館である。
建物はそれ
ど大きくはないものの、その展示内容はかなり考えられたものとなっていた。地元の手賀沼に季節ごとにみられる、野鳥をジオラマを使って再現・紹介することから始まり、世界中の鳥類の紹介へと展開していく。子供の来訪者であっても、スズメなのど身近な野鳥から、全世界へと目を向けさらには絶滅した鳥類にも思いを馳せることができる。その展示には学芸員の力の入れ方を感じさせられる思いであった。
扱うテーマとしては少々地味な博物館ではあるが、一見の価値のある博物館であると思う。
所在地:千葉県我孫子市高野山234-3 開館時間:午前9時30分~午後4時30分 休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)、年末年始、館内整理日 入館料:一般(300円)、高校生・大学生(200円)、小・中学生(100円) ※データは2011年5月現在のものです |
展示は手賀沼の四季を再現したジオラマで始まります。
続いて剥製のコーナーこちらは白鳥です。
こんな骨格標本もあります
こちらは絶滅したドードーのレプリカ
世界の鳥類のコーナーです
最近話題のハシビロコウの剥製も
こちらは純日本種は絶えてしまったトキです
ドードーっ私が初めて種の絶滅を学んだときに習った鳥です。
面白い顔してますよね。
野鳥観察のご趣味とかあるんですか?
これは本当に鳥尽くしですね(何か言い方がおかしいですね[E:sweat01])
鳥好きな飼い主が喜びそうな所です。
ハシビロコウの忍耐力はスゴイですよね。
我孫子は昔は手賀沼のほかにもたくさんの沼があったようですね。
それが埋め立てられて今ですが、そのために我孫子もこの地震で地盤沈下が激しかったですね。
はい。教育委員会は市長部局ではないので・・・
でも
これだけの展示があるのは、すごいですね。
どこぞの野鳥の森とはちょっと違います。
骨の展示って本物でしょうね。
確かに鳥類専門の博物館とは聞いたことがありませんね。
ドードーやハシビロコウ、クチバシがとっても印象的です(^_^;
餌釣師さん
ドードーを私が初めて知ったのは、ドラえもんの中ででした。
たしか絶滅した動物にタイムマシンで会いに行くというような
内容だったと思います。
野鳥関係のネタが続きましたが、野鳥観察なんて趣味は
私には残念ながらありません。小姐観察なら好きですが(笑)
ネズちゃん
飼い主様はテツだけではなく、鳥も好きなのですか。
でしたらこちらに早い時期に行かれてはいかがでしょ。
今なら生まれたばかりのミミズクがいるはずです。
Dr.鉄路迷さん
なにせ沼地のほとりですからね。
液状化する所もやはりあったのでしょう。
手賀沼のほとりにある沼の資料館を訪れればおわかりになりますが
このあたりにはあちこちに水源があります。
やはり地下には水がたくさんある地域なのでしょう
いはちさん
本文にもあります通り、小さいながらも展示はかなり
充実したものになっていて、大人も子供も楽しめる内容になっています。
我孫子にこんな施設がある事を知ったのは最近ですが
なかなか興味深いものです。
くぅねるさん
絶滅してしまったドードーの生態はわかりませんが
ハシビロコウは確実に獲物をとらえるために大きなくちばしに
なったのでしょうね
ドード―なんかを見ますと
やはり鳥類って恐竜が進化したものなんだ…って解りますよね
実際に大きな鳥を間近に見ると怖いですし
あさとさん
展示の中には恐竜から鳥類に進化していく過程もあります。
なかんか興味深いものでした