古い話であるが、小生は学生時代に小さな旅行会社でアルバイトをしていた経験がある。中国旅行の現地手配を行う会社で、中国大使館へのVISA申請、航空券手配、旅行プランの作成、現地旅行会社の手配など、アルバイトながら全般的な業務を行っていた。
業界ごとに特別な用語があるのは常であるが、旅行・航空会社にはアルファベットの聞き違いを防ぐフォネティック・コードと呼ばれる用語と呼ばれるものがある。いくつかの流派があるようで、YoungがYorkとしたりOverをOboeとするなどがあるが、小生が今でもそらんじて言うことのできるフォネティック・コードとは以下のようなものである。
A:Able(エイブル)
B:Baker(ベーカー)
C:Charlie(チャーリー)
D:Dog(ドック)
E:Easy(イージー)
F:Fox(フォックス)
G:George(ジョージ)
H:How(ハウ)
I:Item(アイテム)
J:Jack(ジャック)
K:King(キング)
L:Love(ラブ)
M:Mike(マイク)
N:Nancy(ナンシー)
O:Over(オーバー)
P:Peter(ピーター)
Q:Queen(クィーン)
R:Roger(ロジャー)
S:Sugar(シュガー)
T:Tiger(タイガー)
U:Uncle(アンクル)
V:Victory(ヴィクトリー)
W:Whisky(ウイスキー)
X:X-ray(エクスレイ)
Y:Young(ヤング)
Z:Zebra(ゼブラ)
たとえば、電話でSATOUさんのチケットを予約する際には「Suger, Able, Tiger, Over, Uncle」とオペレータに告げる。そうするとオペレータはそれぞれの頭文字をコンピュータに入力し予約をすることになる。
また時には、はしょって「Sugerから、さとう」と使うこともある。
今ではインターネットやメールが普及したので、電話で航空券の予約をするという機会が減り、フォネティック・コードを使用する機会も減っているのではないだろうか。
おぉ懐かしい、某自動車会社ではテレックス(いつの時代や〜)の打ちミス防ぐのに使ってました。
そこは頭文字に国又は都市の名前を当てはめてましたね。
CはChina TはTokyoとか。
これに関して知ってはいたのですが、以前ANAの航空券を予約した時に、いきなりこれを言われたからビックリしてしまった。
同業者ならばいいですが、素人にはそれなりの言葉で話してくれないとメモするのが追いつかないです。
餌釣師さん
テレックスですか。平成生まれが社会人となっている今となっては化石ものですね(笑)
フォネクティック・コードは業界によっても違う流儀があるようですね。
Dr.鉄路迷さん
知らない人がいきなりこれを使われたら
??? ってなりますよね。
逆に私はだいぶ前に個人手配の時に思わずこれが出て
「旅行会社の方ですか?」と言われたことがあります[E:coldsweats01]
以前電話をとった際にお客様から言われたのは・・・
秋刀魚の『S』
ABCの『A』
東京の『T』
オレンジの『O』
UFOの『U』。。。
意味は通じましたが。。
これは何流なんでしょう?(笑)
佐藤様流。。
ょく覚えてますねΣ(OAO)しヵもおしゃれです!うらやましいですv(*^^*)/
落武者Rさん
(爆)
これは傑作ですね。
佐藤様流がスタンダードになったら、チケット取扱いの現場も楽しくなるかもしれません[E:happy01]
ききあ さん
お久しぶりです。
アルバイトの初日に覚えさせられました。
かけ算の九九みたいなもので、一度見につくと簡単には忘れないようです。
国鉄時代、マルスの無い駅での指定券のやりとりは
アメリカのA ボストンのB チャイナのC
デンマークのD イングランドのE
数字は ひとつ ふたつと言っていました。
それでも二重に発行されちゃう事も・・・
いはち さん
電話でのやり取りって行き違いがありがちですね。
まぁ今でもウェブで「送信」ボタンを2回押して
しまったり、ヒューマンエラーはありますけれどね。
会社のOBさんの話ですが、大昔は電報で注文受けてたようです!
その頃、電電公社の交換手とこのように暗号で…だったようですよ(笑)
たけさと さん
電報ですか。今では冠婚葬祭の時くらいしか
使わなくなりましたね。