ムーチュムのランチ – タイ・イサーン冷涼録 Vol.36 –

ムーチュムとはラオスを起源とするタイ東北部の鍋料理です。小ぶりな素焼きの土鍋に様々な香草がで作られたスープが入って出てきます。これに豚肉、海老、野菜、きのこなどの様々な具材を入れて頂きます。ちなみにメニュー名にムー(豚肉)とありますが、入れる肉を牛肉(ヌア)に変えると、ヌアチュムという名前になります。

タイでまだムーチュムを食べたことがありませんでしたので、BIG Cで買い物を終えた後に食べに行くことにしました。

Amnatcharoen, ムーチュム

行った先はこんなお店です。思い切りローカルなお店です

Amnatcharoen, ムーチュム

利用した客席はこんな雰囲気です。

Amnatcharoen, ムーチュム

別な客席もこんな感じ。夜なんかは雰囲気が良いかもしれません

Amnatcharoen, ムーチュム

適当に注文します。まずはヤムネーム(ソーセージ入りサラダ)です。

Amnatcharoen, ムーチュム

そしてお馴染みのソムタム(青パパイヤのサラダ)

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タイと言えばこういう風に生野菜が出てきます。

Amnatcharoen, ムーチュム

ムーチュムの具がやってきました。

Amnatcharoen, ムーチュム

鍋もやってきました。具材を鍋に全部放り込んで煮込みます。

Amnatcharoen, ムーチュム

鍋の中は湯気でよく見えません

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具材が煮えたら小鉢にとっていただきます。


6 responses on ムーチュムのランチ – タイ・イサーン冷涼録 Vol.36 –

  1. あさと より:

    風通しの良い場所に作ってあるのでしょうね
    暑くさえなければ最高の場所ですね

    この鍋は
    中に赤いものが少し見えますが
    辛さはいかがなものなのでしょう

    1. ま~く より:

      あさとさん

      幸いにしてこの時のイサーン滞在中は暑いということはありませんでしたので、大変良かったです。

      取り分けた皿に見える赤い粒はおそらくツケダレに入っていた唐辛子だと思います。ムーチュムそのものは、全く辛くありませんしやさしい味で日本人にも食べやすいと思います。

  2. いはち より:

    グアム島で入った観光用のチャモロ料理の店もこんな感じでしたね。
    風通しが良くて気持ち良さそうです。でも、観光用じゃなくて
    地元の人も利用するんでしょうね。
    これなら私もOKです。たぶん。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      観光客なんかが来ることはまずありえない地元の人しか行かないようなお店でした。市の中心部から少し離れたところにありますし、周辺にも飲食店なんかは全くないような場所ですので、観光客がここへたどり着くことはないでしょう

      店の作りとしてはなかなか良い感じでした。

  3. 餌釣師 より:

    ムーガタは「豚の鍋」と教わりました。
    でもどう見ても豚の焼肉だよなぁと思ってました。
    むしろこのムーチュムの方が日本語的には「豚の鍋」じゃんと思って調べてみたら、「豚のスープ」という意味なんですね。
    ん~タイ語難しいです(笑)

    そういえば、先日「完全マイペッ!!のソムタム」と食してみました。
    美味しかったです。
    青パパイヤの味がようやくわかりました。
    おっしゃるとおり野菜でした。

    1. ま~く より:

      餌釣師さん

      「ガタ」は中華鍋のような形状のものをいうようです。確かにムーガタの鍋は中華鍋をひっくり返したような形状ですので、そのように呼ぶのでしょう。一方で「チム」「チュム」といった言葉はスープに浸すといった意味合いで使われるようです。ムーチュムの「チュム」はこちらの意味ですね。スープの意味でつかわれるのは、「トム」という言葉が正しいようです。トムヤンクンの「トム」がそれですね。私の感覚では「ゲーン」という言葉もスープというような意味でつかわれているように思いますが、「ゲーン」と「トム」の違いまでは理解できていません。

      青パパイヤのお味が慣れてきたようでしたら、今度は青マンゴーも試してみてください。熟した黄色いマンゴーよりも青いマンゴーのほうがイサーンでは好まれますが、やはり野菜としていただく感じです。


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