ブッダ・ウッタヤン公園(พุทธอุทยานและพระมงคลมิ่งเมือง) – タイ・イサーン冷涼録 Vol.49 –

アムナートチャルーン市の中心部から3kmほど北に、ブッダ・ウッタヤン公園があります。目ぼしい観光資源のないアムナートチャルーンですが、どこか観光に行くとしたらここくらいかもしれません。

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こちらの一番の目玉は、高さ20メートル、幅11メートルになる大きな仏像です。これは1965年に作られたもので、悪を征した姿勢のプラ・モンコンミンムアン仏とを現したものです。また仏像の後ろには、「プララハーイ」や「プラキーラーイ」などと呼ばれる2体の仏像があり、正面の仏像とともにタイ東北部の護り仏として人々に崇拝されています。(ちなみに、「プラキーラーイ」とは美しくないとの意味)

毎年旧正月の頃には大きな祭りが公園内で開催され、なんと1週間もかけてお祭りを行います。娯楽が少ないアムナートチャルーンの人々は、これを大変楽しみにしており、毎年多くの人が集まります。小生が訪問したのは、旧正月の前の週でしたので残念ながら、お祭りの様子を見ることはできませんでしたが、機会があれば見に行きたいと思っています。

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公園の敷地内に入ったところで車を止めます。道路ではなくあくまでも敷地内です。公園の大きさが実感できますかね?

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大きな仏像のもとにやってきました。

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仏像の脇にはタンブンを受け付ける建物がありますので、こちらでタンブン(喜捨)をします。

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お花を貰って参拝します。

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こちらには靴を脱いで参拝しましょう。炎天下で少し足が熱いですが我慢して旅の安全を祈願しました


6 responses on ブッダ・ウッタヤン公園(พุทธอุทยานและพระมงคลมิ่งเมือง) – タイ・イサーン冷涼録 Vol.49 –

  1. あさと より:

    娯楽の少ない地域での祭りは
    確かに大きな楽しみでしょうね
    日本でも地方都市のお祭りは同じですからね
    都市部のお祭りはどちらかと言うと形骸化したり
    大阪の天神祭のように
    どこが祭りなんだ・・・と言う感じもあります

    ところでこの祭りの費用はどこから出てるのでしょうね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      隣のウボンラチャターニでは蝋燭祭りが有名ですが、アムナートチャルーンのほうはそこまで大きなお祭りはありません。それでも娯楽の少ない街ですので皆さん楽しみにしているようです。

      日本でも以前はお祭りというのは、豊作祈願などの神事が発祥となっているものが多いですが、敬虔な仏教徒の多いタイでもそのあたりは共通だと思います。ただ日本でもタイでもお祭りの本来の姿を見失ってしまう敬家王があるのではないかと思います。

      お祭りの費用はどうなんでしょうね?今度、知っていそうな人に聞いてみましょう

  2. いはち より:

    立派な観光地じゃございませんか。
    私は四国八十八カ所を回っているので
    こんな感じの寺院は好きですよ。たぶん半日はいられるかも。
    裸足で歩くのは大変ですね。足の裏をやけどしそうです。
    やはり、娯楽の少ない(我が町もそうですが)地方では
    お祭りが楽しみなのでしょうね。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      観光地と言うにはちょっと中途半端な感じです。本文にも書いた通り、それほど長い歴史があるものでもないですし、公園としての整備も不充分です。仏像もぽつんとあるだけですので、私はあまり長い時間滞在していませんでした。

      いはちさんがお住いの場所とは比べ物にならないくらい、こちらは何もないですからね。。。

  3. 餌釣師 より:

    確かに普段娯楽が少ないと、祭りのときは盛り上がりそうですね。
    どこぞの国の公開処刑が唯一の娯楽なんて所よりとても健全だと思います。

    1. ま~く より:

      餌釣師さん

      娯楽が少ない場所とは言ってもそこはお祭り好きのタイ人ですので、皆さん楽しみにしていてお祭りも盛り上がるようです。ただどこの国でも一緒ですが近年は眉を顰めるような行動をするような若者もいて、そのあたりは問題視さfれているようです。


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