ブッダ・ウッタヤン公園の次に訪れたのは、ワット・テップモンコンです。ただこちらの寺院について詳細はわかりません。ネットで調べてもこの寺院に関する詳細な情報にたどり着くことができないのです。今回紹介するのは、それほどマイナーな寺院なのです。なにせ地元のタイ人の参拝客さえ見ることができない寺院です(笑)
しかしこちらの寺院、説明などいらない面白いものがあります。それが寺院の境内に建つたくさんのコンクリート像です。
こちらが本堂のようです。尼僧が出入していましたので、こちらは尼寺のようです。本堂を正面にして左右に様々な像が立っています。
本堂に向かって右側のエリアには天上界を表したと思われる像が立っています。まぁこちらは面白みがないのでパスです。
本堂に向かって左側のエリアも最初は普通の仏像が並びます。
そんな仏像に交じって明らかに違和感のある像があります。ファラン(白人)のオッサンでしょうか。
こちらの女性の像はまずまずのクオリティですが何を表しているのかは不明です。
うつろな目の女性の像です。段々とディープな世界に入っていきます。
こちらのオッサンが無表情に見つめる先には・・・
「地獄の国」と書かれた地獄鍋が。でも下半身はすでに溶けているのでしょうか?
閻魔様でしょか?険しい表情です。
「産む人」と書かれている像はこちら。なんの意味があるのでしょう?
赤子は妙にリアルだったりします。
うつろな目のオッサンは意味不明です。
赤ちゃんに母乳をあげている母親のようですが、ずいぶん作りが雑です。
左はオバケ、右は鳥人間とありますがなんの意味があるのか分かりません
「オバケ」を後ろから見ると妙にリアルです
鳥人間の次は牛人間です。ってことはギリシャ神話に出てくるミーノータウロス?
銃で撃たれたのでしょうか?死亡確定って感じです
プレートには「死んだ人」とあります。まんまですね
「痛い人」と書かれていますが、どこが痛いのでしょう?
と、まぁこんな像が木々の下に建てられています。
何等かの意味か
またタイらしく
死や死体やらの趣味なのでしょうか
そんなに古くはない彫刻の様なので
趣味のような気もします
あさとさん
コンクリート像ですし、それほど古くはないと思います。子供に悪いことをしたら、このようになってしまうよと言う教育の場のようですが、子供向けにこの表現で良いのか?という部分もありますよね
う~ん。微妙ですね。
仏陀が出家する時に見た、生老病死にも起因するような気がしますが
人の一生を表しているかのようにも見えたりします。
私にはちょっと苦手な部類でもありますね。
特に人の表情が。
いはちさん
基本的に地獄が表現されていますのでおどろおどろしいものも結構ありますね。この手の像を設置している寺院はタイにあちこちあるようなので、機会を見つけて行って見たいと思っています。
なんか笑えるし笑えないし困ったもんですな。
で、どうでもいいところが繊細に作られていたりします。
なので、何を言いたいのか意味不明なものが多くなってしまうんですな。
Dr.鉄路迷さん
おっしゃる通り妙にリアルに作られているものと、大雑把なものが混在していますよね。きちんとストリー立てて並べればよいのですがそれもないので、おかしな感じになってしまうんですよね。
ただブログのネタとしてはなかなかのものだと思います
シュールな雰囲気満載ですね。
なかなか良いと思います。
死体博物館を作るくらいなので、彼らの死生観については我々には計り知れないモノがありますね。
とはいえ、それが悪趣味であるとは思いません。
学問的には興味深いと思います。
餌釣師さん
死体博物館なんかを作ったり、ホラー映画なんかの製作も多いのですが、タイ人ってものすごく怖がりなんですよね。成人男性でもお寺の近くでは寝れないなんて人も結構います。そんな国民性ですから、子供の教育教材としては効果抜群なのかもしれません。
外国人の我々には色々興味深い部分もありますけれどね