コムビンザン -ベトナム食游録 Vol.5-

この日はアテンドしていたお客さんが帰ったことを、良いことにベトナム大衆料理のオンパレードである。

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昼食に行ったのは職場近くの大衆食堂(コムビンザン)である。ベトナム語で「コム」とは『米』のこと、「ビンサン」とは『庶民』のことである。コムビンサンではショーケースに並んだおかずを指差しで選ぶと皿に盛ってくれ、ご飯と一緒に提供されるというスタイルである。

ローカルなお店に入ると、ベトナム語で書かれたメニューのみしかなく注文することが困難であるが、このスタイルであれば実際に料理を見て選ぶので大きな失敗はない。(とは、いうものの肉と思ったものが、そうでなかったりする事もないわけではない。)

小生が選んだおかずは、鶏肉を炒め煮にしたものと、厚揚げを煮たものである。どちらもなかなかの味である。またこの店で扱っている米は、日本であればくず米として食用にされない割れたものである。ベトナムでは割れた米も食用として安価に取引されている。

これだけ食べて20,000ドン(日本円で約120円)とまた格安なのであった。

Vietnam 2009 lunch

こちらは鶏肉の炒め煮。少し骨っぽいですが味は秀逸。

Vietnam 2009 lunch

右が厚揚げの煮物です。 厚揚げは日本のものとあまり変わりません。


10 responses on コムビンザン -ベトナム食游録 Vol.5-

  1. 落武者R より:

    見ていると油っぽいものが多い気がしますが如何なものでしょう?
    肉に見えて肉でないものの正体はいかに?(笑)

  2. 餌釣師 より:

    料理の名前が判らないのがイイですね〜
    まさにlocalって感じです。

  3. くぅねる より:

    これだけ食べて120円とは本当に安いですね。
    このメニューなら、日本人の口にも合いそうです。

  4. さ と より:

    こんばんは(*゚ー゚)v
    待ってました
    大衆食堂シリーズ
    私の場合、文字が全く読めない理屈から〜香港でも台湾でも韓国でもベトナムでも へっちゃらです
    (笑)
    何でもテキトーに注文して食べます
    値段が激安〜好いですよね〜
    ただし、調子に乗ると、めちゃくちゃ沢山の量が出て来てビビりますが
    (笑)

  5. いはち より:

    たしかに 油っぽいかもしれませんね。
    胃もたれはしなかったでしょうか。
    私はコメならば何でもOKです。以前20年くらい前
    米不足の時もタイ米をありがたく食べていました。

  6. ま~く より:

    落武者Rさん
    炒めものもありますが、基本的にはあまり脂っぽくないですよ。
    今回はなかったですが、前に豆をすりつぶして固めたものがあって見た目はどう見ても肉で下。

  7. ま~く より:

    餌釣師さん
    ここは完全にLocalですね。
    料理名は確かに不明です(笑)

  8. ま~く より:

    くぅねるさん
    日本人の口にもあうと思います。
    日本のものとは違いますが、一応醤油もあるので味の調節もできます。

  9. ま~く より:

    さとさん
    こういう店では料理を見て選べるので失敗は少ないです。
    これで現地の人は980円位のランチを食べている感覚です。

  10. ま~く より:

    いはちさん
    以前に日本に輸入されたタイ米は誤った料理法が評判を落としてしまった原因ですね。
    適した料理方法をすれば、タイ米も美味しいのです。

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