Amazonの配送

拙宅ではネット通販の約8割でAmazonを利用しています。本日はそんなAmazonの配送について書いてみたいと思います。

以前の配送状況

Amazonで注文した商品に関しては、ほとんどがヤマト運輸で拙宅に届けられていました。受取先を自宅ではなくローソンを指定すると、ローソンと業務提携をしている日本郵便が請け負うこともありましたが、配送先を自宅に指定したものは圧倒的にヤマト運輸が利用されていました。
このあたりの事情は、地域にとっても多少の違いがあるものと思います。

最初の変化(2015年)

佐川急便の撤退

2015年に佐川急便はAmazonの度重なる運賃値下げ要求に耐え兼ね、Amazonの荷物の引き受けを停止します。当時、このニュースを聞いた時には、これでAmazonのw荷物は、ほぼ全量がヤマト運輸の取り扱いになるのだろうなどと考えていました。しかし現実は違いました

カトーレックの参入

佐川急便の撤退と同時に、千葉県下のAmazonの荷物の配送に関してはカトーレックと言う会社が受託するするケースが発生するようになりました。カトーレックは元々は香川県高松市で創業した廻漕業を営む会社でした。その後、3PL(third-party logistics)事業に参入し陸運も担うようになった会社です。現在の本社は東京にあるものの、なぜか千葉県内の配送に関しては佐川の撤退を機にカトーレックが担うケースが目立つようになります。

カトーレックが利用されるケース

千葉県内の配送でもすべてがカトーレックが利用されるわけではありません。これまでの経験では以下のケースに該当するとカトーレックが受託するようです。

  • Amazonの千葉県内の倉庫(市川、八千代)から出荷され、着地が千葉県の場合
  • 配送日時指定がない
  • ゆうパケットでで送れない大きさ

現時点では若干、変わっていますが当時はこんな感じの傾向でした。

カトーレックの問題点

カトーレックの配送品質は大変ひどいものです。この点については現在でも全く変化がないようです。小生が受けた被害(?)だけでも以下のような感じです。

(1) 自宅にいるのに不在票がポストに

午前中に自宅にいた日のことです。午後になって出かけようとポストを見ると不在票が入っていました。配送時間には10時半頃の時間が記載されています。その時間は間違いなく家にいたわけですから、呼び鈴が鳴れば受け取ることができたはずです。しかし呼び鈴が鳴ることはありませんでした。

拙宅のインターホンは、呼び鈴を押すと録画が始まるものとなっています。そこでインターホンの記録を調べてみましたが、やはり録画データはありませんでした。つまりインターホンも鳴らさずに、不在者票だけをポストに入れていったことになります。まったくもって意味不明の対応です。

(2) 不在票がないのに不在扱い

Amazonで注文した商品が配送予定日になっても配達されないので、Amazonの購入履歴を見ると「不在のため持ち帰り」となっています。しかし不在時であれば、ポストに入っているはずの不在票がポストには入っていないのです。

実はこのケースは何度も発生しています。なかには終日自宅にいたにも関わらず、不在票も入らず「持ち帰り」となっているケースさえありました。

(3)再配達の指定時刻を無視

不在票の記載をもとに再配達を依頼した時もこの業者は最悪です。午前中にずっとではないものの少し、家を空ける時間帯があったので12時から15時の時間帯を指定して再配達を依頼していました。

ところが実際に配達に来たのは、午前中です。指定した時間と違うと配送担当者にしてくすると「そうですか」の一言のみで去っていきました。

カトーレック回避策

そんなことが何度も起きるので、カトーレックには配達して欲しくないと思うようになります。ネットを見ているとそう思っているのは小生だけでないようで、Googleで「Amazon カトーレック」と検索すると同様の被害を訴えるサイトがいくつもヒットします

そこでAmazonの荷物の受取は極力、ヤマト運輸の営業店を指定するようになりました。こうすればヤマト運輸も再配達の手間がなくなりますし、こちらも都合の良い時間に取りに行けば良いわけです。ただし商品によってはヤマト運輸の営業所受取を指定できないものもあるので万能とはいきません。

二度目の大きな変化

ヤマトの値上げ

2017年に新聞を大きく賑わしたニュースの一つに、ヤマト運輸の値上げ問題がありました。大口顧客のAmazonも例外ではなく、2018年1月になり両社は宅配料金の値上げで合意します。またAmazonの荷物の総量規制も実施され、取扱量を従来計画より1割削減することとなりました。
これらの動きに合わせてかAmazonは2016年には国内配送料無料キャンペーンを停止し、2018年4月には国内配送料の値上げをしています。

デリバリープロバイダ

昨年(2017年)の暮れごろから、Amazonの「国内配送の配送業者」の欄に「デリバリープロバイダ」新しい記述が追加されました。その内容とは以下のようなものです。

Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称です。TMG、SBS即配サポート、札幌通運、丸和運輸機関、若葉ネットワーク、ファイズ、ギオンデリバリーサービス、ヒップスタイルのいずれかが配送します。

つまり上記の8社のうちのどこかが配送するよと言う感じです。ヤマトが引受けなくなった荷物の一部をこうした業者に委託するようになったようです。

デリバリープロバイダの品質

デリバリープロバイダに関してネットで調べてみると「時間通り届かない」「再配達の融通が利かない」「在宅なのに不在扱いされた」などとカトーレック並みの悪評を目にします。小生自身はデリバリープロバイダに当たることはなく実際のところはどうなんだろうと思っていました。

ところが先日、急ぎの注文をAmazonで入れたところ、配送業者がデリバリプロバイダになりました。8社のうちのどこが持ってくるのだろうと思ってドキドキしていましたが、荷物はポストに入れられ受取印を求められることがなかったのでどの会社が持ってきたのは不明のままです。

Amazonの功罪

今回のデリバリプロバイダに関しては問題がなかったものの、新しい業者がAmazonの配送に参入するたびに配送品質は低下しているように思います。この状態が続けばAmazon自体も評価を落とすことにつながりかねない状態かと思います。

一方でこういう状況を作り出したのは、Amazon自身だとも言えます。それまでの通販と言えば、注文から配送までは1週間以上かかるものが大半でした。Amazonが日本市場に参入し、翌日配送を当たり前のようにしてしまいました。そして消費者が「ネットで頼めば翌日に届く」のが当たり前と思うようになってしまったのです。早く届くことは確かに便利ではありますが、上述のような配送品質の低下を引き起こすのであれば、それは無理があった証左と言わざるを得ません。EC事業者には昨今の風潮を再度考え直してほしいいものです。

4 responses on Amazonの配送

  1. いはち より:

    私もアマゾンでは無いのですが、事務用品の宅配便を利用しています。
    午後4時まで申し込めば次の日の午前中に品物が届く??何処をどのようにして
    来るのか?多分埼玉辺りにストックヤードが有るのだと思うのですが
    すごい時代になったと思いました。
    不在票だけ置いていくのは困ったものですね、どこの会社にもこうの様に
    やる気の無い人間はいるのです。
    早くなくても良いから確実に届けてほしいです。
    私、実は一昨日アマゾンで高価なパソコンを注文してしまいました。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      事務用品の宅配と言うと昨年、倉庫が火災になったところでしょうかね。確かにあそこも、まさに「明日来る」ですから配送が早いですね。その会社は自前で配送していますから、Amazonのように人任せではないのは良いと思います。
      高価なPCですか。到着するのが楽しみですね

  2. あさと より:

    私はあまり被害はありません
    ただ宅配業者によっての違いは感じています
    もちろんBIG3
    ヤマト・郵便局・佐川などは殆どが自社配達なのですが
    福山などのbランク業者は
    パイプの末端部が下請けだったりします
    そこがダメダメなのは時々感じます

    構造的な問題と
    雇用問題と
    色んなことがあるようですので
    なんらかの規制が入るような方向がほしいですね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      今回のお話は地域差も大きいと思いますので、お住いの地域ですとあまり問題ないのかもしれませんね。今回のお話は、ネットで件の配送業者を調べてもかなりの件数がヒットします。

      本文に書いたように過剰に早い配達を強要しすぎて宅配業者が疲弊するような構図にしたのはEC事業者の罪ではあると思います。ただ昨年の運賃値上げ騒動でEC事業者の過剰要求ばかりが取り上げられましたが、クロネコに関しては収益性の低いメール便の問題を、別な問題にすり替えた感があります。


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