特急さざなみの臨時列車で館山日帰り -復路篇-

千葉県館山市で開催されたイベントからの復路です。イベントでは様々な人が参加していますが、こんな仮装をした人デビルマンと話したりする機会もありました。

このデビルマンは、千葉県内のその筋のイベントでは有名な人で、イベント中に近所のBBQに乱入したり、缶酎ハイを飲みながらイベントのクライマックスを迎えるという強者です。この日も終盤に缶酎ハイが入った袋をぶら下げていましたが、さすがに寒くて飲めねぇと言っていました。

そんなイベントも辛いながらも楽しく、まずまずの内容でまとめて終了し、いはちさんに館山駅まで送って貰った後に、予約していた列車で帰ります。

復路に関してもJR東日本は、特急さざなみの臨時列車を以下の内容で運行していました。

館山 富浦 岩井 保田 浜金谷 君津 木更津 五井 蘇我 海浜幕張 東京
さざなみ92号 15:35 15:41 15:47 15:54 15:58 16:22 16:29 16:44 16:54 17:05 17:30
さざなみ96号 17:02 17:08 17:14 17:21 17:26 17:47 17:54 18:09 18:17 18:27 18:57

君津より手前でやたらと細かく止まりますが、単線区間は下り列車との行き違いも兼ねて停車しているのでしょう。

往路のさざなみは両国発で新宿さざなみと同じように、総武線経由で内房線に入りましたが、復路のさざなみは東京駅発着のさざなみと同じコースをとり内房線から京葉線を経由し東京駅が終着となります。臨時列車を運行してくれるのはありがたいですが、往復で経路が異なるのは利用者によっては不便な面もあります。この辺はできれば統一して欲しいところです。

さて現地での時間をなるべく長くとるために、小生が予約していたのは出発の遅いさざなみ96号の方でした。帰りはゆっくり帰ろうとグリーン車を予約していました。実は往復の経路の違いは料金面にも表れていました。

まず特急料金は往復で以下のような料金でした。

 往路:船橋-館山間 1,890円
 復路:館山-海浜幕張間 1,480円

さらに、いはちさんに指摘されて調べてみると、グリーン料金も変わってきます。グリーン料金は50km、100kmを超えるごとに変わってきますが、往復の営業キロを比べてみると、以下のようになりました。

 往路:船橋-館山間 105.7km
 復路:館山-海浜幕張間 99.6km

これまで横浜からの帰りの際に、横浜-市川間がギリギリ50km未満なので、50kmの境界は意識していましたが、100kmの境界は意識したことがありませんでした・当初は往復ともにグリーン車を予約しようとしたものの、往路が意外と高かったので帰りのみグリーンとしましたが、謎が解けました。

話は脇道にそれましたが、いはちさんに見送ってもらったあと、ホームに降りると、ちょうどお迎えの列車が入線してきたところでした。

一両目ですがまだ到着したばかりなので、ランプが切り替わっておらず赤のままです。写真を撮った後はさっさと乗り込みます。

さざなみは4号車がグリーン車になっています。

往路と同じ255系ですが、さすがにグリーン車には隣の席との間にひじ掛けがあります。

車内では館山駅前のコンビニで調達した泡を頂きながら帰宅しました。

6 responses on 特急さざなみの臨時列車で館山日帰り -復路篇-

  1. 鉄路迷 より:

    そっかあ、
    船橋、海浜幕張のあたりに100kmの壁があるんですね。
    100kmを超えると、運賃も大きく上がりますから、
    もしかしたら、乗車券も海浜幕張で2枚に分けたら安くなるかもしれませんよ。
    B特急のグリーン券は安いですね。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      今回の事で調べてみて初めて100kmの壁について理解しました。普段はなかなか100kmもの区間列車に乗ることはないですからねぇ

      房総特急のグリーン車は、特に100kmいないならそれほど高くないです。これくらいの価格差ならグリーンでゆっくり乗るというのも悪い選択肢ではないと思います。

  2. あさと より:

    飛行機旅行をする前
    時刻表マニアだった頃は
    この特急券の区切りを気にしてましたね
    私の場合は北陸や信州方面に行くことが多かったので
    200キロの壁ですね
    ぎりぎり超えるようなときは
    大阪駅からではなく新大阪や京都から乗ったりして

    1. ま~く より:

      あさと さん

      時刻表マニアだった時代がおありになるのですね。現在の緻密なプランニングは、その時に習得されたものなのでしょうね。鉄道に関しては門外漢の渡しとしては、鉄道で旅行する機会も少ないですし、こういった距離別料金を意識する機会も多くありません。ですので今回のことは、私にとっては新しい発見でした。

  3. いはち より:

    この日、一緒に走れなくて申し訳なかったです。
    デビルマンが走っている場所は10キロ手前の笠間海岸辺りですね。
    ここまでなら私も走れたかもしれません。
    内房線は私が利用していた頃はまだ京葉線経由ではなかったんですよ。
    だから千倉から乗ると千葉で100キロを超えていたので、わざわざ館山まで
    行って一度改札を出てから切符と特急券を買って乗りました。そのくらい
    運賃料金が違うんですよ。
    帰りは良い車両でしたか。最近内房を特急が走らなくなったのでこの車両も
    ご無沙汰です。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      いえいえ、当日は大変お世話になりありがとうございました。

      流石に風景で何キロ地点かお分かりになりますね。最後尾からスタートしたデビルマンには10km手前で抜かれましたが、その後は差が開いたり詰まったりしながらを繰り返しながらの展開となりました。最終的には館山駅付近で一気に私の方が前に出ましたが

      さざなみが京葉線ルートに入るようになったのは、やはり総武線ルートの方が列車本数が多いからなのでしょうかね。乗客を多く獲得するという観点では沿線人口が多い総武線を通る方が有利だとは思うのですが

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