4月になり子供がCOVID-19に感染してしまいました。幸い軽症ですぐに回復しましたが、本日はその時の様子を書いていきたいと思います。
発症日(土曜日)
午前5時
小生が起床します。それと同時に猛烈な喉の痛みを感じます。そんな状態でしたが、そのほかはなんともありませんでしたので、1時間ほどかけて準備をした後にランニングに出かけました。
午前7時
ランニングを済ませて自宅に戻ると、そのころにはいつも起きている子供が起きていません。妻に聞くと具合が悪いと言って寝ていると言います。ここ4年ほどは、予防接種以外で病院に行ったことがない子ですので嫌な予感がします。
本人に話を聞くと、喉の痛み、頭痛、吐き気を訴えます。トイレで嘔吐を試みるも、嘔吐には至らず。しかし熱を測ると38.9℃とかなりの高熱です。
午前8時30分
小生のかかりつけ医に電話をし、症状を伝えます。すると9時半に通常の入口ではなく医院の建物の裏手にある通用口のインターホンを鳴らすよう指示を受けます。
午前9時半
かかりつけ医に到着。裏口近くにガレージを改造した簡易新設施設でPCR検査。PCR検査は小さな試験管のような形の筒に、じょうごを取り付けたもので唾液を採取する形で行われました。
ただかなりの量を採取する必要があり、具合の悪い状態での採取はかなり困難な状況でした。PCR検査の結果が出るまでは、家族全員が自宅待機と指示を受ける。
午前11時
白米少量と本人の希望でアイスを摂取。しかし10分ほどして嘔吐。少しして落ち着いたところで、医師から処方されたアセトアミノフェンを服用する。その後は寝たり起きたりを繰り返す。
体温は38.5℃。
午後7時
緩めのお粥を茶碗に半分ほど食べる。熱は37.8℃まで下がる。食後に就寝
発症翌日(日曜日)
午前8時
起床し検温すると37.8℃。食欲がないとのことで朝食はなし。
午後1時
子供がPCR検査を受けた事と伝えるため、小学校の緊急連絡用の携帯電話にかけるが応答なし。その後、何度か電話するが結局応答はなし
午後2時
少し食事をしてみるとの事で緩めのお粥を茶碗に半分ほど作るが、その半分も食べられず。体温38.1℃
午後5時
PCR検査を受診した医院から連絡が入り、結果は陽性と伝えられる。家族は濃厚接触者なので、症状が出なければ1週間の自宅待機。本人は10日間の自宅療養となると告げられる。
午後6時
保健所からSMSのメールが届く。内容は政府の新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の登録を促すものと、新型コロナ健康状態報告サイト(MyHER-SYS)への登録案内。
自宅に保管していた高原検査キットで、妻と小生の検査を行う。結果は小生は陰性、妻は陽性となる。しかし前日からの喉の痛みが継続していることを考えると、小生は偽陰性の可能性が高いと思われる。
午後7時
結局、この日は満足に食事をしないまま就寝
発症から2日目(月曜日)
午前7時
起床後、検温すると36.6℃と平熱に戻る。朝食も通常通りトーストを食べる。
午前9時
出社予定だったのを在宅勤務に切り替え勤務開始。会社への陽性者確認報告や、木曜日から予定していた北海道出張のキャンセル作業に追われる。
正午
体温35.8℃。昼食はカレーを食べる。前日と異なり食欲も戻ってきた。
午後7時
体温36.4℃。通常通り夕食。本人が好きな青椒肉絲を作ると、ペロリと平らげる
午後8時
就寝
発症から3日目(火曜日)
午前7時
起床し検温すると36.4℃。
午前9時
小生が在宅勤務開始。すると間もなく見知らぬ携帯電話番号から受電。これから千葉県から送付されたパルスオキシメータを届けるとのこと。電話を切って数分後に、自宅のインターホンが鳴らされ置き配で受け取る。
さっそく血中酸素飽和濃度を計測してみると、98%と問題なし。体温も36.4℃
発症から3~10日目
この期間はもう完全に体調も問題ない状態に戻っていました。一方で小生と妻も喉の痛みが1週間ほど続いたものの、発熱することなく元の状態に戻りました。
3回のワクチン接種を済ませている両親に対して、子供はまだ1回しかワクチン接種を受けていませんでしたので、それが症状になって表れたのかもしれません。
2020年には業務がひっ迫していると盛んに言われていた保健所からの連絡は、一度もありませんでした。また同じくCOVID-19に罹患した同僚は行政から食料品などの支援物資が届いたそうですが、小生のところにはそういう事はありませんでした。
回復後
残った課題
幸いにして後遺症なども残ることなく回復しましたが、課題が残っていました。子供の自宅療養期間が終わった3日後に2回目のワクチン接種の予定になっていたのです。
図らずも新型コロナに罹患してしまったので、子供の体内には抗体ができているはずです。その状態でワクチン接種をするのは、あまり意味がない気がします。一方で日本でもワクチン接種証明が発行されており、その提示を求めるイベントなども現れています。
また海外の多くの国ではワクチン接種証明の提示を求めていますので、2回目の接種を受けないと何かと面倒そうです。
厚生労働省へ相談
サイトで色々調べていると、厚生労働省の「新型コロナワクチンに関する厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)の設置について」というサイトに行きつきました。餅は餅屋という事で、同サイト記載されている『厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター』に電話をかけてみることにしました
コールセンターに出た担当者に子供が新型コロナに罹患したこと、自宅療養期間が明ける3日後にワクチン接種を予定している事を伝え、予定通りワクチン接種をしても問題ないかを尋ねます。すると担当者は何も問題ないので、ぜひ予定通り接種をしてくださいとの回答があります。そこで予定通り、子供をワクチン接種に連れていくことにしました。
接種会場にて
ワクチン接種の予診票には過去30日に、高熱を出したことがあるかという質問と、病名を書く欄がありましたので正直に、「あり(COVID-19)」と記載しておきました。
ワクチン接種会場では予診票と接種券の確認が行われた後に医師の問診が行われます。すると予診票を見た医師が思わぬことを言います。曰く、厚生労働省から新型コロナ罹患経験者のワクチン接種は、罹患から3か月経過してから行うことを推奨するという通達が出ているとの事です。
医師からは罹患して抗体が上がった状態で打ってもあまり効果はないと、素人の小生でもわかる解説を加えられます。そこでその場で接種をキャンセルして、接種会場を後にすることにしました。わざわざ厚生労働省に問い合わせをしてから、接種会場に来たのに完全に無駄足となった一日でした。
それは大変でしたね。
私も4月末に柔道を指導していた小学2年生の女子が陽性になったと
次の日に聞いて、かかりつけの医師に相談したら・・
「体液感染している可能性」を告げられました。
3日間隔離後に異常がなかったので、そのまま生活していますが。
もしかしたら偽陽性だったのかもしれません。
それにしても役人はその場しのぎの回答をすることが多いですね。
コロナ禍初期の頃は地元の保健所に電話すると「中国に行っていなければ大丈夫。」
何て回答が帰って来たそうです。
いはち さん
オミクロン株になってから急速に私の周辺でも感染者が増えていることを実感します。私の会社でも、毎日のように感染者の報告が上がってきます。
わざわざ厚生労働省に電話したのに、対応する担当者が自省で出している通達を把握していないというのは、信じられないという思いです。
ま~くさんのブログの動きで一定期間空白があったのを感じていました
大変なことがおこっていたのですね
お子様も奥様も・・・・
もう今は行政は何もやってくれないと思っていたほうが良いみたいですね
ほとんど「かかっても知らないよ」というような雰囲気さえ感じます
東京都のおばはんにいたってはもう我関せず状態のようです
確かに陽性反応で抗体ができたとしても
ワクチンによる抗体とは強さも数も違いますので
ワクチン接種はするべきでしょうけど
ちゃんとした感覚を開けるのがテレビでも専門家が言っていたと思います
厚労省の人は専門家なんでしょうか
ただの事務員では・・・・・・
あさと さん
週に一度の更新頻度になったのに加え、5月の大型連休は更新をお休みしたので、空白期間があったように感じられたのでしょうね。子供の療養期間中も、普通に在宅勤務をしていましたし、週1のブログ更新も行っておりました。
もうCOVID-19で行政が積極的に罹患者に対応するという感じではなくなってきたという事なのでしょうね
大変でしたね。
やはりワクチンを終了している人と完了していない人との違いもあるでしょうか。
保護者になるま~くさんが動ける状態でよかったです。
一家で感染となると、何もできなくなっちゃいますね。
厚生省の人は何なのでしょうね。
ずいぶんと適当なことを言ってくれるものです。
Dr.鉄路迷 さん
本文にも書いた通り私の陰性は偽陰性だと思います。実際に子供が発熱した日は、私ものどに強い痛みを感じていましたし。それでも濃厚接触者に該当するので、1週間は自宅待機を余儀なくされました。ですので、その間は自宅にあった食料でしのぐことになりました。幸い我が家は比較的保存食等が多いことが幸いしました。
厚労省の対応はもう開いた口がふさがりません