「四季鶏鳥（しきとりどり）」　（横浜・関内）＜比内地鶏料理＞

久し振りに、横浜・関内にある、四季鶏鳥へ行ってきた。以前にも取り上げた比内地鶏のお店である。

以前のメニューは親子丼とかつ丼、稲庭うどんであったが、今回行くとこれに、唐揚げ定食と稲庭うどんを使ったサラダうどんが増えていた。そこで今回は以前にはなかった唐揚げ定食を注文することにした。

定食の全容はメインの唐揚げにご飯とみそ汁、いぶりがっこ。それにドリンク（アイスコーヒーORオレンジジュース）がつく。これで1,000円である。以前に食べた親子丼も同じ金額であったが、こちらにもドリンクがつくように変わったようである。

さて味の方であるが、まずは主役の唐揚げから頬張ってみることにする。肉質はしっかりしており、噛めば噛むほどに味が染み出てくる。ブロイラーの鶏と、この比内地鶏を同じ「鶏肉」という言葉でくくって良いのかと思わせる程の味の違いがそこにはある。

また噛んだ切り口からは見る見るうちに肉汁があふれ出てくるので思わず、肉汁をすすってしまったほどであった。ご飯の方は、銘柄は確認しなかったので分からないが、秋田県の食材にこだわった同店であるから、あきたこまち等を使用しているのかもしれない。ふっくらと炊きあげられており、ご飯自身が持つ甘みも充分に堪能することができる。

またこのご飯といぶりがっこと一緒に口の中に入れると、ご飯の甘み、いぶりがっこの塩気とスモーキーなフレーバーが一体となり、複雑な味を楽しむことができる。以前からお気に入りのお店であるが、やはり何度も足を運びたいと思わせるお店である。
※写真のご飯の量は、事前にお願いして半分の量にしてもらいました。