ムーガタは「タイの焼き肉」ともいわれる、タイ東北部(イサーン地方)の料理です。しかし名前の由来はムー(豚)、ガタ(鍋)ですので、タイ人の感覚からすると焼き肉と言うよりも、鍋としての側面が強いのかもしれません。
ジンギスカン鍋のように中央が盛り上がった鍋を火にかけ、真ん中で豚肉を焼きます。ジンギスカンと違うのは鍋の外周部分の窪んだところにスープを入れ、そこで野菜をゆでるのです。焼いて肉から落ちた脂は、スープの中に落ちてダシになるという算段です。一説には焼き肉も鍋も同時に食べたいということから考え出された料理ともいわれています。
鍋の中心で焼く肉は様々な部位の肉や心臓、モツ系など多岐にわたります。鍋の周囲で煮る野菜は白菜、キャベツ、空心菜、セロリ、人参など、こちらも様々です。特に小生がお気に入りなのはここに春雨を入れることです。ムーガタのお店はビュッフェスタイルのお店も多く、豚肉の他にもシーフードや鶏肉を提供しているお店もあります。
今回、訪問したのはこちらのお店です。
車を止めて中に入りましょう
店内は屋根のあるエリアと
屋外のエリアがあります。迷うことなく屋根のある場所を選びました。
屋外エリアには食事に飽きた子供が遊べる場所もあります。
最初に出てきたのはヤム・ムーヨー(ポークハム入りサラダ)です。ムーヨーとはタイで見られる白いハムです。
こちらは生牡蠣の上にトッピングされています。タイでも生牡蠣はよく食べますね
さて主役のムーガタの鍋が出てきました。すでにスープが入っています
お肉は様々部位が一緒に漬け込まれています
そして野菜ですね。たくさんある春雨がまた美味しいんです
さて肉を焼いていきましょう。野菜を鍋のスープの部分に放り込んで上で肉を焼きます。
肉が焼けてきましたのでいただきましょう。
小生が訪れたのはビュッフェスタイルではなく、お店の人がサービスしてくれるお店でしたがそれでもリーズナブルな価格で満腹になることができました。ただ一つだけ残念だったのは、車で行ったためにビールが飲めなかったことでした。そのあたりはまた次の機会の楽しみです
鍋物があまり得意ではない(鶏鍋ちゃんこ以外)ので
もちろんタイでもムーガタも食したことはありませんが
基本の食堂システムはタイスキと一緒なんですね
タイの生牡蠣は私もチャレンジしたいのですが
どうなのでしょう
もちろん衛生状態(これはどうしようもない)に関してではなく
味的に
日本のようにある程度のえぐみや甘味がある濃厚タイプなのでしょうか
それとも台湾のようにあっさりとした感じなのでしょうか
あさとさん
お店のシステムとしては同じような感じです。私はムーガタは初めてでしたが、なかなか楽しめました。
生牡蠣はあっさりした感じで日本のように濃厚な味ということはありませんでした。台湾で牡蠣を食べたことがありませんが、そういう意味では台湾に近いのかもしれません
うへ。
美味しそうです。
私好みの味だと思われます。
だけど、
とても暑そうですね。
暑くなければどんなに辛くても大丈夫なんですが。
Dr.鉄路迷さん
特にくせもないですし日本人にも食べやすいと思います。
タイですので暑いのは仕方がない時もありますが、料理が熱いという事はあまりタイではないです。なにせ皆さん猫舌ですから
私の大好きなムーガタですね。
バンコクだとファミリーチェーンが有名ですが、こちらは個人経営のお店ですか?
以前、スープのとこにご飯入れておじやを作りました。
餌釣師さん
はい、こちらは個人経営のお店です。地元ではサービスも良いとしてなかなか人気のお店出そうです。
スープのところでおじやですか。また行ってみたらメニューにあるか聞いてみます
もし、タイに行った初日に豚さんの内蔵系が出されたら
私は食べられないかもしれません。タイの料理に慣れた頃に
食べたら旨そうな鍋?ですね。
牡蠣って、まあ普通に房州では岩にくっついているのを
食べるのですが、この辺りも養殖ではなく天然のものなのでしょうかね。
いはちさん
こちらはタイ料理になれていない方でも大丈夫だと思いますよ。ジンギスカンの変化球版と思えばよいと思います。
牡蠣は天然ものと思いますが、日本のもののように大粒なものというものはないです。味も淡泊な感じですね
追加コメです。
「スープのところでおじや」という習慣は基本的にはないみたいなので、ムーガタ屋で私が勝手にご飯を持ってきてやってたんです。
当然、出汁汁で作るおじやが不味いわけはないので、ローカルも喜んでました。
次回はぜひ皆様にふるまってみてください。
餌釣師さん
なるほど、餌釣師さんのアレンジだったのですね。私がやると行儀が悪いと怒られるような気もしますが、提案してみます。