JALの会社更生法適用申請をはじめとする、一連の動きについて本ブログでは敢えて積極的に取り上げず、その行く末を見守るという姿勢に徹してきた。しかし今般、発表された路線縮小に関しては私にも関係する路線が含まれておりとりあげる事にした。
先日発表された路線見直しでは、国際線15路線と国内線30路線を運休するというものである。その国際線の運休路線に、なんとデンパサール線が含まれているのだ。これまで日本からバリ島・デンパサール(ン・グラライ)国際空港へは、成田と関空からそれぞれ一日1便が往復していた。今回の発表では、そのすべてを運休としデンパサールの拠点は撤退するということである。年に一度のバリ島渡航をたくらんでいる身にとっては、大きなニュースである。ガルーダ・インドネシア航空のように成田 – デンパサール – ジャカルタのような形で路線は維持してほしかった所である。
JALでは以前はデンパサール便に関しては、成田-デンパサールではB747-400、関空-デンパサールではB777-200ERといった大型の機材で運航されていたが、ここ最近はともにB767-300で運航されるようになっていた。しかし機材のダウンサイジングだけでは、採算が見込めないので運休という結論となったようだ。インドネシアの首都のジャカルタ線は維持されるようなので、今後はバリ島に行こうとすると、ジャカルタ経由かシンガポール経由といった手段を講じる必要が出てきそうである。
ステータス獲得する航空会社の選択の際には、デンパサール便の有無が大きな決め手となっただけに、今回のニュースは大変残念なものとなった。
バリ島は有数のリゾート地だけに、観光客メインで儲けが薄かったのでしょうか。
ジャカルタ行きはビジネス路線なのか、かなり運賃が高めなのですよね・・・。
デンパサール路線も撤退を余儀なくされるのですか~
実に残念です。
会社として生きて行くためには仕方がないのかもしれませんが
バリ島って若い子に人気があるのでは??
くぅねるさん
バリ島はJALも日航ホテルを作ったりして力を入れていた
観光地だっただけに撤退は残念です。
DPSは本体よりは運航コストの安いJALWAYS運航だったので
残ってくれないか期待していたのですけれど。。。
いはちさん
企業の論理としては不採算部分を切り離して、採算性の良い部分に
集中するというのは当然ですね。
私も年に一度はバリ島に行きたいところですが、少し行きにくくなりそうです。