偽札の話を書いて思い出したのが、闇両替商の存在である。以前にも書いたように、上海の銀行では日本の銀行と同様に整理券を取って順番を待つ。その際に銀行員から何の用なのか聞かれるケースがある。
係:今日はなんのご用ですか?
私:両替をしたいのだけれど
係:何と何のお金を換えるのですか?
と、まぁここまでは日本でもありそうな光景である。しかし驚いたのはそのあとだ。行員と話をしている時には気がつかなかったのであるが、私と行員の話を隣で聞いていた男がいたのだ。
銀行内のソファーに座っていると、その男が私に話しかけてきた。
男:オレが両替してあげるよ
私:??
男・銀行レートは10,000円=750RMBだが、755RMBでいいよ
この言葉で、この男が闇両替商である事がわかった。前回も書いたように偽札が問題になっているのに、たかだか5RMB のために、このような得体のしれない男と取引をする気は全く起きない。
しかし結構しつこく取引を持ちかけてきたので、「引換証が必要だ」と言うと、大人しく銀行の入り口に戻って行った。
しかしそこで行員と談笑している様子からすると、行員とも顔見知りのようである。こちらもまた、日本では考えられない出来事である。
※写真の銀行と本文は関係ありません
銀行の外にはよくいますけど中にもいるんですね(笑)
私も大陸の両替商は利用したことがありません。
どう見ても偽札を混ぜないと商売にならないですよね〜[E:coldsweats01]
昔は豫園商城あたりには両替バ○アと呼ばれるおばさんが
いたんですけどね。
銀行の中まで入れるのですか~
私もその換金率なら利用しないでしょうね。
銀行の前などに営業妨害のようにいるときがありますね。
けっこう利用しますが・・・。
でも1万円でたった5元とは・・・!
30元くらいは違ってくれないと・・・。
海南島なんか沢山見ました。
北方の方が闇両替は少ないような気がします。
餌釣師さん
違法な両替商がいるくらいでは驚きませんが、銀行内にいるという
のは驚きでした。銀行側も何かしらのキックバックをもらっている
のでしょうけれど。
そう考えると真券だけではどう考えても成り立たないですよね
いはちさん
この程度の換金率の差でリスクを冒して両替する人がいるかは
疑問ですね、しかもこの両替商は中国語しか話せないので
取引が成立する相手は中国語ができる人に限られるので余計です。
Dr.鉄路迷さん
私が海南島に行った時はあまりお金を使わなかったので、空港のみ
でしたので、両替商の存在には気がつきませんでした。
5元では人民食堂で食事をする事も出来ないような金額ですからね
多分もう少しレートをあげてくれるのかもしれませんね
しかしやはり1万円でそれだけの差でしたら
私でも危ない橋は渡りません
あさとさん
100RMBくらい変わるのなら私も心が動くかもしれませんが5RMBでは・・
この値段では昼食も食べられません。