関東地方では、この時期としては30度を超える異例の暑さとなった5月25日・26日の2日間に東京・代々木公園でラオス・フェスティバルが開催されました。過去に何度も訪問したことのあるイベントですが、今年も土曜日に訪問してきました。
ご存知の方も多いと思いますが、歴史的にはラオスはタイ東北部のイサーン地方とつながりが強い国です。文化面でも共通したものが多く、言語もラオスのラーオ語とイサーン語は酷似したものが多いです。そのため、イサーンに縁のある小生にとっても馴染のあるものが多くあるイベントとなっています。
13時頃に会場に到着すると、それほど人が多いという事はなく、飲食を提供するお店でも行列ができているところは数えるほどしかありません。物販のブースも多くあり、ラオス文化に触れることができる楽しいイベントとなっていました。
この日はいつもと違うルートで会場に向かいましたが、いつものルートの方が良かったです。
会場に到着です。なんかゲートは例年同じデザインのような気がします
在日本ラオス大使館のブースでは工芸品の販売が行われていました
その隣には仏像が展示されています
雑貨や衣料品を売っているブースも多くありました。
こちらはラオス国営航空のブースです。しかしちょっと見ると違和感ある展示があります
ブースで紹介されていた観光地はウドンタニやノンカーイなどの、タイのイサーン地方の都市でした。
飲食ブースを回ります。タイ料理を提供しているお店も多いです。
取ってつけたようにラオスの国旗を掲げているお店ですね。ちなみに国旗の下にV字型に飾っているのはケーンというイサーン地方の楽器です
イムアロイという名のこのお店、タイ語で「おいしい、お腹いっぱい」という意味ですね
まずはビールを戴きましょう。まずはビアラオです。今年はTシャツの販売がありませんでした。
ビアラオのお店で一緒に売っていたのはサイクロックイサーン(タイのソーセージ)でした
なかにはビアラオとともに、こんなビールを売っているお店もありました。右は私がタイに行くといつも飲んでいるビアリオですね
ここからは食べたものを紹介。まずはサイクロックイサーン
そしてラープムー
もち米好きの人にはカオニャオです
そしてムーピン。タイ語ですと「ムーサテー」という言い方になりますが、イサーンやラオスではムーピンと言います
ラオスフェスというのも存在していたのですね。
並ぶのが嫌いな私にとっては絶好のイベントかもしれませんね。
ラオスの観光地がイーサン地方?と言うことは国境を越えて
観光に行くのでしょうか?
先日のタイフェスで並んでいたビールがありますね。
いはちさん
代々木公園では様々な国のフェスが行われますので、ラオスもそんな国のひとつです。来週末はベトナムフェスが開催されますので、こちらも興味深いです。
ラオスは陸続きでイサーンに行けますので、タイに行くついでにどうぞという事なのかもしれませんね
はは、
世界最短の国鉄と紹介されていますね。
世界最短だし、国際列車だけだから「駅が1つしかない」国というのも珍しいでしょうね。
さらにラオスの国鉄は保有車両もゼロだし。
1日に2往復だけで鉄道の維持費だけで凄い赤字路線になっていると思われます。
Dr.鉄路迷さん
以前に利用された鉄道ですね
おっしゃるように国際列車なのに駅が一つしかないのは珍しいですよね。
私のような無知がこのフェスに行くと、「これがラオスなのね!」と感激してると…
実はタイを満喫してることになるんですね(笑)
ハニー さん
本文にも書いた通り、ラオスとタイ東北部は歴史文化的につながりが強いですから、ラオスの姿の一部と考えることもできると思います。また、あさとさんのコメントにあるようにラオス料理店というものはあまり存在しませんので、仕方がないでしょうね
インドなんかですともっとこういったイベントと現地のギャップは大きいと思いますよ。なにせナンを日本に来て初めて見たという人も多いらしいですから
タイ東北部と
ラオスやカンボジアは
シャム族やらクメール人人やらが
奪い合ってきた歴史がありますからね
本来似かよっていても当たり前なのでしょう
同じにならないのはメコンの存在でしょうか
タイ料理のお店は
日本には大都市部中心にたくさんありますが
ラオス料理のお店は
なかなかありません
国自体が社会主義なので
国民が自由に出ていけないからでしょうか
あさと さん
歴史的にはご存知の通りですが、おっしゃるようにメコン側の存在は大きいでしょうね。天然の要害になりますので川が国境となる例はほかにも多くありますしね。
確かに国力の違いもありますが、社会制度の違いも訪日者の数が圧倒的に違う原因のひとつかもしれませんね。東京でも中心部にあるラオス料理のお店というのは私は知りませんしね。