外国人のタイ入国に関し、変更の発表が相次いでいます。2021年11月より2回の新型コロナワクチンの接種を済ませた人の検疫隔離が廃止されるのは先日も記事にした通りです。しかしその際にCOE(入国許可証)の取得は必要であると書いていました。
ところが10月中旬になりタイ政府は、このCOEを廃止し代わりにThailand Pass というシステムを稼働させると発表しました。Thailand Pass ではCOEよりは容易な内容となりパスポート番号などの個人情報のほか、滞在先のホテル、T8(健康申告書)やTM6(入国管理用紙)を入力し、それらの情報が記載された2次元バーコードを出力しイミグレで提示するようです。
Thailand Pass 申請サイト
※現時点では非稼働
これまでのCOEは権益隔離期間中の滞在アホテルや、タイ政府が指定する新型コロナ保険の証書の添付が必要であったのに比べれば大幅に手続きが容易になるようです。また11月から検疫隔離なしで訪れることができる県も以前の発表の10県から、15県に拡大され以下の県が対象になるようです。
- バンコク都(全エリア)
- サムットプラカーン県(スワンナプーム空港のみ)
- パンガー県(全エリア)
- クラビー県(全エリア)
- プラチュアップキーリカン県(ホアヒン、ノンケー)
- ペッチャブリー県(チャアム)
- チョンブリー県(パタヤ、バーンラムン、ジョムティエン、バーンサレー)
- ラノーン県(パヤム島)
- チェンマイ県(ムアン、メーリム、メーテーン、ドーイタオ)
- ルーイ県(チェンカーン)
- ブリラム県(ムアン)
- ノーンカーイ県(ムアン、シーチェンマイ、ターボー、サンコム)
- ウドンタニー県(ムアン、ナーユーン、ノーンハーン、プラチャックシラパーコム、クムパワーピー、バーンドゥン)
- ラヨーン県(サメット島)
- トラート県(チャーン島)
タイではバンコク在住の7割が2回のワクチン接種を完了しているとされており、外国人の受け入れ態勢を整えているようです。
パスを申請すれば
一般観光客もストレス無しで行けるわけですね
ても
もう一つの問題は日本の帰国時
日本の規制ですね
あさと さん
まだ訪問できる都市は限られていますが、主要な観光地は解放対象に含まれているので大多数の外国人訪問者は制限なく入国できることになります。ただおっしゃるように日本帰国時の規制は残りますね。先日より入国後の自主隔離要請期間が14日から10日に短縮されましたが、不自由な期間があるのは変わりませんからね