毎年、秋の紅葉を見に訪れる千葉県松戸市にある本土寺であるが、今年も12月6日に行ってきた。今年は11月に入ってからも暖かい日が続いたせいか、例年よりも紅葉が遅れ、紅葉が見ごろを迎えたと言う報を受けるのが、昨年よりは1週間、一昨年よりは2週間遅れてのものとなった。
周辺の住民よれば前週までは全く紅葉が進んでいなかったが、12月1週に一気に紅葉が進んだとの事であった。
しかし訪れてみるといつもであれば真っ赤になっているはずの山門の木々の葉は緑色のものが多く残る状況で、少々困惑しながら境内に入ることとなった。境内に入るとその思いはますます広がることになる。毎年、真っ赤に染まり華やかな雰囲気になる境内であるが、華やかさを全く感じず寂しい感じすらするのだ。
いつもは両脇を鮮やかな紅葉が彩る五重塔も、こんな感じで華やかさは感じられない状態である。
どうやらいつまでも寒くならなかったのが、12月第1週の急激すぎる冷え込みのせいで、葉が赤くならずに茶色に変色しチリチリになってしまっているのが原因のようである。そのため真っ赤な紅葉とはならずに少しどす黒い感じになり、それが寂しさを感じる要因になったようである。その後も関東は季節外れの温暖な日があったりしているが、暖冬の思わぬ余波を受けることとなった。
ここ数年、毎年この時期に本土寺を訪れているが、今年の紅葉が一番の不作なようである。折しもこの日は天気も曇天で、青空とモミジの赤のコントラストを!などという写真は望むべくもなく、難しいコンディションの中で、例年より美しさの劣る被写体をどう美しく撮るかと言う難しい撮影となってしまった。
山門から境内の入り口に続く道も緑の葉が目立ちます。
境内に入ってからも苦闘は続きました。
本堂と絡めて撮影してみます。
中にはこんな風にチリチリになった葉も多かったです。
なるべく綺麗な葉を選んで撮影していきます
とは言え和風建築と紅葉の組み合わせは良いものです
毎年掲載しますが、大イチョウは今年も綺麗に色づきました。イチョウのほうが暖冬の影響もなく綺麗に色づいたようです。
大イチョウの下は黄色の絨毯になっていました。
天気が良かったらもう少し綺麗に撮れたかもしれません。
この日は引きのアングルのよりもアップのほうが良い感じです。
温暖な日が続いているせいか季節外れのツツジが咲いていました
今回は試験的な試みとして写真のサイズを大きめにしてみました。
どうでしょう・・・
今年の房総での紅葉はあまり美しいと思えない様な色づきでした。
暖冬のせいかもしれませんね。
それでもこちらのお寺さんは、それなりの色に染まっているようです。
紅葉の葉っぱはチリチリになっていますね。こちらもそうです。
急に寒くなったからかもしれません。
ツツジですか?今頃。
いはちさん
この冬は本当に温かいですね。
12月中旬だというのに霜が降りた日がないです。
確実にこの暖冬が紅葉にも影響しているのだと思います。
ツツジは驚きました。
おかしな天候ですね
今年は関西でも紅葉は異変がありました
そのせいで
いつも毎年これでもかと紅葉の映像がニュースやなんかで鵜sつされるのですが
今年はほとんどなかったです
あさとさん
やはり関西もそうですか。
関西ですと紅葉の有名スポットも多いですので相違言った紹介がないのは淋しい限りですね。
こういう気候が続くと紅葉狩りの仕方も変わっていくかもしれませんね