本日、4月4日は中華圏では清明節と呼ばれる祝日である。これは旧暦の3月に設けられるもので、24節気の清明に入った初日がこれに当たる。
この日に中華圏では先祖の墓の草むしりなどをして清掃を行った後に、果物やご馳走を墓前に供える。そして「紙銭」という紙製でできた冥土の紙幣を焼き祈りをささげた後に墓前でお供え物にしたご馳走を食べながら宴会をするというのがスタンダードなスタイルである。よく日本でいうお盆に似たような日と言える小生の周囲の中華圏の友人も清明節を大事にする人物は多く、日本在住の台湾人の友人などは、この日に合わせて台湾に帰省したりしている。
墓前で宴会をするというのは日本人にはあまりなじみのない風習であるが、日本でもこの清明節を祝う風習が根付いている場所がある。それが沖縄である。沖縄では清明祭り(シーミー)と呼ばれ、先述の中華圏と同じ手順を踏んで墓前で宴会をする。もちろん沖縄のこれらの風習は中国から伝来したものであるが、沖縄という地がやはり日本の中では異文化なものがあることを感じさせる一端である。
ほう。清明節ですか。
日本では春のお彼岸があるので、この日は
草むしりをしなくても良くなったのでしょうかね。
実はま~くさんはご存じかと思いますが、私の
家の裏には桜を抱いた山があって、その麓に
墓地があるんですよ。
子どもの頃は(レジャーに行くと言う観念が
無かったので)そこに、筵を敷いて花見をしながら
近所のおばさん達がお茶を飲んだりしていました。
墓場で飲み食いと言う訳ではないのですが
子どもの頃を思い出しました。
墓前で宴会?をする風習は日本でもいろいろ残ってるようですよ
青森県でもそんな感じらしいです
ただしお盆だそうですが
今は墓参代行業てのもあったりしますが
やはりこういうことは
そういうところに任せるのはいかがなものか・・と感じます
沖縄は中華圏の文化もさることながらお墓の造りや洗骨葬等はベトナムに近いし、アジア文化・風習の交わるところだったのでしょうかね?
まぁベトナムの風習自体が中国から伝播したという事もありますが。
いはちさん
昔は現在ほど娯楽もありませんから花見などは数少ない
イベントのひとつで皆さんが楽しみにしていたのでしょうね。
そんな風に桜を見ながらお茶を飲むといううのものんびり
していてよいですね
あさとさん
青森ではそのような習慣が残っているとは知りませんでした。
時期がお盆と言うのはどこかのタイミングで日本式との
融合があったのでしょうね。
墓参代行業ですか、、、
遠方に住む人が墓が荒れないようにという観点では否定できない
にしてもなんか違和感を感じますね
餌釣師さん
ベトナムの風習は中国の影響をかなり強く受けていますね。
正月はテトと言って旧暦で祝いますし、赤い紙に文字を
書いて飾るというところも共通しています。
沖縄も文化的にはやはりそのような流れを汲むのでしょね