JGC入会を目指して Vol.36 -後篇- ~JAL国内線ファーストクラス搭乗記~

後半ではファーストクラスの機内の模様を書いていきたい思う。

【搭乗】
搭乗前に機材を確認すると、もうすぐ見納めとなる鶴丸印の機材が駐機していた。小生の大阪出張もこれで最後となるが、それを象徴しているかのような機材である。残念ながら愛称の確認はできなかった。

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ファーストクラス利用者は、JMBダイアモンド、プレミアと並んで優先搭乗の対象となる。普段は一番最後の方に搭乗するのであるが、今回は一番乗りで搭乗をすることにした。小生が予約していたのは最前列の窓際の席である。真っ先にシートに腰掛けるが、座り心地は抜群である。

【離陸前】
席について少しするとCAが、注文が決まったかと聞いてきた。どうやら離陸前に客に注文を聞いておき、ベルトサインが消えたらすぐにサービスを提供できるようにということらしい。そんな段取りになっていることはまったく知らなかったが、事前にサイトで確認し注文するメニューを考えておいたのでおいたので、スムーズに注文することができた。

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どこかの消費者金融のCMではないが事前の確認は大事である。小生が注文したのは「真いわしとアーモンドの軽いスモーク」と「シーフードエスカベッシュ」、そしてお勧めとかかれていた赤ワインである。よく見ていると小生の席の列を1名のCAが、反対側の窓側の列と真ん中の列の席をもう1名のCAが担当しているようである。

ドアクローズとなったところで、本日のファーストクラスの利用者数が判明する。14席のうち利用者は小生を含めて、半分の7名であった。するとCAがやってきて「本日はJAL国内線をご利用いただきましてありがとうございます」と、挨拶をしてくれた。あまりにも丁寧すぎる挨拶であったために、こちらが恐縮してしまうほどであった。

【離陸】

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離陸機が多いとの事で、離陸の順番待ちとなる。小生の利用機は7番目とのことである。約10分の順番待ちの後に、ようやく離陸となる。本日は16Rからの離陸である。いよいよ139便の順番となり離陸のために滑走を始めると、加速Gによりシートがリクライニングのように少し後ろに倒れる状態となる。

【サービス開始】
ベルトサインが消えると、ファーストクラスとクラスJの間がカーテンで仕切られ、食事のサービス開始となる。CAが一人ひとりの席を周り、格納されていたテーブルを出してくれる。そこまでするかという感じもしたが、徹底的にサービスしようという方針なのであろう。

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最前列の小生の元には一番最初に料理が運ばれてきた。ワインもガラスではないものの、きちんとグラスに注がれている。真いわしのスモークは「軽いスモーク」というだけあって、ほんのりとスモークを感じる程度で上品に仕上げられていた。脇に添えられているソースをつけながら食べると、その相性は抜群である。また「お勧め」のワインもミディアムボディで渋みもあまりたっていない、飲みやすいものであった。普段は急いで食事をすることが多い小生であるが、ここはゆっくりと楽しむことにする。

今回の利用便ではファーストクラスの利用者が少ないこともあり、すべての客に料理を出すのにそれほど時間はかからなかった。するとワインのボトルと持ってCAが現れ、まだ1/3程度しか飲んでいないワインを足してくれた。そこでワインの感想を伝えると、「このワインはお勧めなのでたくさん飲んでください」 との後に「着陸の時もグラスを持っていていただければ、ギリギリまで飲んでいてかまいません」との事。どんだけ酒飲みと思われたのだろう( -_-)

半分ほど食べたところで、「あと10分ほどで着陸いたします」とのアナウンスが流れる。他の客ではすでに食事を終えている人もいたが、小生はその10分を有効に生かし食事を楽しむ事にした。

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食事が終わり、CAが食器を方付けてくれると小生の元には、ワインのみが残っていた。これまで三度も注ぎ足してくれたので、まだかなりの量が残っている。すると方付けをしてくれたCAが戻ってきて、おつまみを持ってきてくれた。こちらもファーストクラス仕様なのか見たことのないパッケージであった。(そのまま持って帰ってきたがまだ食べていない)

【着陸】
離陸前に預けていたスーツの上着の返却がされる。いよいよ着陸時間が迫ってきたということであろう。しかし伊丹上空に到達したところで、着陸機が多いために上空待機をすることを告げられる。小生の手元にはワインが残っていたが、先ほどのCAの話を真に受けてギリギリまでワインを楽しむことにする。しかし上空待機の時間はそれほど長くなく、少ししたところで着陸となった。衝撃を殆ど感じることのない、抜群の着陸となった。

【まとめ】
初めてのファーストクラス利用は、かなり満足度の高いものとなった。快適なシート、上質のサービス、そして厳選された食事で時間が経つのを忘れ、あっという間に時間が過ぎていった。その時間は飛行機で移動しているというよりは、ちょっとしたお洒落なレストランで食事をしているかのような錯覚を覚えるほどであった。機会があればまた利用してみたいが、次回は札幌や福岡などのフライト時間の長い便で、より長い時間、夢のような時間を過ごしたいものである。

<本日の搭乗>
JL139便 羽田-伊丹 B777-200

現在の搭乗回数:41回(サファイアまで9回)
現在のFLY ON POINT:47,688 FOP(サファイアまで 2,312 FOP)

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ファーストクラス用のスリッパ。靴べらもあります。

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シートの解説です。

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メインディッシュを拡大。

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大阪市内上空の夜景

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ファーストクラスのプライオリティバゲージタグ


2 responses on JGC入会を目指して Vol.36 -後篇- ~JAL国内線ファーストクラス搭乗記~

  1. shigemaru より:

    こんにちは。
    ファーストクラス、満喫されたようですね。
    国内Fは未体験ですが、JGC修行の記念すべき50搭乗目に乗ってみようと考えてます。
    残り、31搭乗です(涙)

  2. ま~く より:

    shigemaruさん
    ファーストクラスの旅は本当に快適でした。
    50回の記念フライトにはぜひ試してみてください。
    なんかJALの回し者みたいなコメントですが(笑)


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