今回の出張で小生がアテンドしたお客さんは何かと注文の多い方であった。それだけに視察の合間に何処かを観光したいというリクエストを受けることもあり、小生もはからずも観光する機会に恵まれた。
今回、紹介するクチもそんな観光スポットのひとつである。クチとはホーチミンの北西約40kmの地である。ベトナム戦争当時、米軍からの攻撃や枯葉剤散布から避けるために掘られた総延長250kmにも達する地下トンネルが存在する。ホーチミン中心部からは車で1時間ほどで行くことができる。
現地を訪れて驚くのはその狭さである。現在では観光用にトンネルの大きさを大きくしたということであるが、それでもかがんでやっと入れるくらいの大きさである。これは体格の大きな米兵が侵入できないようにわざと小さくトンネルを掘ったらしい。
地下トンネルには食堂や作戦会議室のみならず医療スペースまで設けられており、まさに地下要塞といった感がある。政治的な意図を含んだ展示であろうことを差し引いても、このトンネルを見ているとベトナム人の粘り強さを感じさせる思いであった。
敷地内には戦闘機の展示もあります。これはMIG-21ですね。
トンネルを掘った道具。
あちこちにこんな落とし穴があったようです。落ちたら竹やりで串刺しです。
トンネルの入り口。A4の紙ほどの大きさです。
トンネルの通路。かがんでも進むのはやっとです。
医療スペースには蝋人形で当時の様子を再現。
こちらは作戦司令室を再現。
ベトナムの人はすごいものを作ったんですね。
A4の穴では私も入れない!?かも。。(苦笑)
すごいですよね。
これがものすごい長さあるんですから驚きです。
落武者Rさん
あの穴の入り口は本当に小さかったです。
すごいものを作ったものですね。
Dr.鉄路迷 さん
全長250kmというと新幹線で東京から浜松位でしょうか。
そう考えるとやはりすごい距離ですね。
ただいまです。
わたしゃ家は狭いくせに、狭いとこは苦手なので(笑)
こりゃ入れないかなぁ~
中は涼しかったりするんですか?
餌釣師さん
多少は涼しいですが、ひんやりする程ではありません。
私の上司はやはり狭いところが苦手なので、頑なに入るのを拒否していました(笑)
私はテレビ番組で見たことがあります。
蟻の巣みたいにすごく長いんですよね。
実際に見たのですか・・
これなら攻められても大丈夫かもしれませんね。
いはちさん
観光で見学できるのは、ごく一部ですが、それでも迷子になりそうでした。
米兵からすると突然、敵が現れて撃たれるなんて感じだったのでしょう。
ま〜く様
こんばんは
このような場所が今もイスラエル国境付近にはあります
戦争の爪痕〜私達は、過去の歴史を知る必要が有ります
二度と争いの無い世界を築き上げるために
さとさん
そういえばガザには物資補給のための地下トンネルが
無数にあるといわれていますね。
こんなものが必要のない世の中が一番ですね。