小生のバリ滞在最終日となった、5月9日は満月であった。バリ人にとって満月の日は特別な 日である。バリ中のあちこちの寺院やビーチで満月の祭礼がおこなわれる。タイトルにあるウパチャラとは祭礼を表すインドネシア語である。
タクシーでクタ中心部に向かっていると、レギャン通りで酷い渋滞に巻き込まれた。レギャン通りは、夕方に混雑することもあるが全く動かなくなるような渋滞になることはない。運転手に話を聞くと、その先のパンタイ・クタ通り(クタの目抜き通り)で祭礼がおこなわれており、その影響だというのだ。
そのまま乗っていてもメータが上がるだけなので、降りて歩くことにした。ベモ・コーナーという交差点を右に曲がり、パンタイ・クタ通りに入ると祭礼の列はすぐに発見できた。バリの正装をした、男女が音楽を奏でたり、神様への捧げものを持ったりしながら歩いているのだ。
小生も急いでその列に追いつき、一緒に歩くことにした。一行はパンタイ・クタ通りをまっすぐ進み、サーファーの多いクタビーチに入っていく。そして波打ち際から少し離れた所にある設置されていた、祭壇前で止まった。人々は持ってきた捧げものを祭壇に飾り、聖水で周囲を清めたりしながら、祭礼の準備を進めていく。やがて、ガムランの演奏をしながらの祭礼が始まった。
残念ながら時間の関係で祭礼の模様を最後まで見ることはできなかったのだが、それでもバリでこのような祭礼を見るのは初めての経験であり、なかなか興味深いものであった。
女性は頭に神様への捧げものを載せて運びます。
こんな若い女性も。
御神体のようです。(たぶん)
列の先頭には長老らしき人が歩いています。
ビーチの片隅にはこんな祭壇がありました。
準備にいそしむ女性です。
祭壇の前にはたくさんのチャナンが飾られます。
ガムランの奏者たち。
同じ日、別な寺院でもウパチャラを目撃
聖水で清めています。こちらも凄い数のチャナンが飾られています。
ま〜く様
こんばんは(゚▽゚)/
日本の伝統的な、お祭りも素晴らしいのですが異国の伝統的な、お祭りも素晴らしいですね
海外旅行で体験出来るなんて凄いです[E:note]
私なんぞいつも某国で
「お祭り」じゃなくデモに遭遇しちゃうんです
(苦笑)
屋台の代わりに警察車両
いや~ 祭り好きの私にはたまらないです。
皆さん白装束なんですね。
本当に興味深いかもしれません。
いいときにいきましたね~。
外国のお祭りなどに遭ってみたいです。
さ と さん
こういう伝統的なお祭りは良いですね。
私が某国を初めて訪れた時はやはり、米国産牛肉輸入再開反対の
デモに遭遇しました。
ソウル市庁舎の付近は機動隊であふれ返っていましたよ。
いはち さん
この白い服はバリの正装なんです。
バリ島は寺院の数が20,000とも30,000ともいわれそれぞれで
お祭りをしているので遭遇することも結構あるようです。
ただ小さな寺院のお祭りは見過ごしてしまうこともあります。
Dr.鉄路迷 さん
満月の日だったのが良かったです。
以前からバリの祭りの様子を見てみたいと思っていたのですが、
なかなか貴重な体験をしました。