旅立ちの朝 – タイ・イサーン冷涼録 Vol.52 –

5泊6日のイサーン滞在もあっという間に過ぎ、帰国に備えバンコクへ戻る日がやってきました。そこで村の一番のお年寄りに、帰国する旨の挨拶をしに行くことになりました。90歳過ぎと言うそのお年寄りは、お経をあげながら小生の右手首にこんなものを付けてくれました。

20160205192133

なんでも良いことがありますようにと言うお守りだそうです。自然に切れるか、3日以上たったら切って祭壇に捧げるようにとのことです。以前の滞在の際にはこうした待遇は受けなかったなと思いながら、滞在先の家に戻ると村のお年寄りが何人か来ています。

そして次々と小生の腕に同じようにお守りを付けてくれます。最終的にはこんな感じになりました。

20160206090633

今回は以前よりも歓待されたのかな、と言う思いを抱きながら村を離れることとなりました。

9 responses on 旅立ちの朝 – タイ・イサーン冷涼録 Vol.52 –

  1. いはち より:

    ミサンガの様なものなのでしょうか?
    自然に切れるまでいつまでも付けていても良いのでしょうか?それとも
    三日経ったら切って・・。
    いずれにせよ、年寄りがしてくれる事はありがたく受け取る様にしたいです。
    たぶん良いことが訪れるでしょう。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      タイ人の話によれば自然に切れるまでつけていても良いそうです。私の場合は1週間ほどつけていましたが、汚れてきたので切って祭壇に備えました。

      ミサンガの由来はわかりませんが似たような感じなんでしょうね

  2. ハニー より:

    私もミサンガを連想しました。
    お年寄りの仰ることですから、本当に良いことがありそうてす!!

    1. ま~く より:

      ハニーさん

      リオのオリンピックは終わってしまいましたが、ああいったスポーツの国際大会なんかでも同じものを付けている選手を見ることがあります。タイでは結構、一般的なもののようです。

  3. あさと より:

    いやあ
    本当にミサンガですね
    日本ではミサンガの方が有名ですが
    あれはサッカー選手がしていたもの
    本来はどうのという前に
    おしゃれ要素として付けていたもので
    願いがどうのこうのというのは彼らにはあまり関係がなかったかもしれません

  4. あさと より:

    追記
    もちろん広まった後は
    願いが託されるという要素は一般的になったとは思ってます

    1. ま~く より:

      あさとさん

      ミサンガはおっしゃる通り最初に日本で広まったのはJリーグがきっかけでしたね。その後、プロ野球の1リーグ化騒動の時にも脚光を浴びていましたね。昨今はおしゃれ的な要素が強くなってきているように、わたしも感じますね

      タイのこちらの発祥まではわかりませんが、願いを込めてと言う点は同じですね

  5. 餌釣師 より:

    確かにミサンガですね。
    でもミサンガって全然切れなくて(笑)

    こちらの方がまだ切れそうな感じもしますんで、言い伝えも有効なような気がします。

    1. ま~く より:

      餌釣師さん

      最初は自然に切れるまでそのままつけていようと思ったのですが、1週間たっても切れなかったので自分で切って祭壇に供えました。こちらも意外と切れないものでした。


コメント記入欄

※メールアドレスは管理者のみに通知されます。