出入り禁止 -東京人間模様 Vol.23 –

先日、飲み会があった時のお話しです。その日はちょっと接待的な意味合いもあった飲み会でしたので、小生もそれほど深酒をしておらずちょっと飲み足りないという感じでした。

そこで自宅最寄り駅の近くにある店でもう少し飲んでいくことにしました。入ったのは以前からたまに利用しているお店で、小生よりも一つ年下のちょっと威勢の良い女性店主が一人で切り盛りしているところでした。

女性店主と話しをしながら飲んでいると、冴えない風貌の30代半ばと思われる男性が入ってきます。すると女性店主が急に厳しい顔つきになり、強い口調でこう言い放ったのです。

 ○○さん、あんた、もうウチに来ないで!

その言葉をきっかけにひと悶着あったものの、最終的には彼にお引き取り願い、その場は収まりましたが女性店主からは事の経緯を聞かされることとなりました。なんでも直接の経緯は彼が別な客を殴ったという事のようですが、以前から何かと問題が多かったようです。

事の経緯についてはともかく、彼がこれまで店で話したというプロフィールが超絶おかしかったのです。覚えているだけで書いてみると

  • 出身大学は東京大学と慶応大学
  • 医師免許と歯科医師免許を持っている
  • 仕事は医療コンサルタントと経営コンサルタント
  • 年収は3,000万を超えている
  • いやはや、ショーンKも真っ青な経歴ですね。まぁこういう虚言癖がある人と言うのは、やはりまともに取り合わない方が良いのかもしれませんね。

    8 responses on 出入り禁止 -東京人間模様 Vol.23 –

    1. Dr.鉄路迷 より:

      東大と慶応大には歯学部なんてないのに・・・。
      ウソをつくにしても、ちゃんとそこんとこは調べてからじゃないとねえ。

      1. ま~く より:

        Dr.鉄路迷さん

        へぇ両大学には歯学部がないんですね。それは私も知りませんでした。
        まぁ歯学の場合は専門大学があったりしますので、また少し違った世界なのでしょうね

    2. いはち より:

      私は良く出禁になるお客が発生する現場を見る事があります。
      共通して言えるのは「学歴がらみ」でしょうかね。やはり。
      私なんて何をどう言われても頭には来ないのですが、高学歴の人が
      それなりに自慢しているのを腹立たしく思い、喧嘩になるシーンを
      何度か見ていて、仲裁に入った事もあります。
      あまり良い話では無いので、そろそろ締めに入りたいのですが
      学歴では無く、地域社会に何が出来ているか?人の為にどれだけの
      事をしているか?が評価されるのかと思います。
      まあ、今回の場合は論外ですね。

      1. ま~く より:

        いはちさん

        自分のことに対して嘘をつかないといけないというのは、何かしらの理由で過去を隠さないといけないか、虚栄心が酷いかのどちらかでしょう。いずれにしてもまともに相手にしない方が良い相手ということでしょう

    3. あさと より:

      自分が見栄を張りたい所を突かれると
      困ってしまうものですが
      それを暴力でなしにするという所に
      発達障害もあるかもしれませんね
      虚言癖は程度こそ極端に低いですが
      大阪にはあふれています(笑)

      1. ま~く より:

        あさとさん

        関東の人間からすると大阪の場合は虚言癖というか話を盛るといったイメージです。例えばどこかの居酒屋で出くわした有名人を「あいつ、マブダチやねん」っていう感じでしょうか。まぁかわいい範囲だと思います

    4. 餌釣師 より:

      たまたま知り合った子供同士が架空の彼氏/彼女に自慢話をしてるのと変わりませんね(笑)

      まぁ私の場合、嘘の?学歴自慢よりも昔の「やんちゃ自慢」をしているシーンに出くわす事が多いです。
      大概は昔はワルだったから始まるんので、何やったか?と聞くと
       ・族やってた頃は年中○○警察の交機と追いかけっこしてた
       ・新宿で飲んでて××組の組員と揉めて大変だった
       ・隣の学校との抗争で、100人以上に囲まれた
      とかetc

      でもその割に、捕まってから刑務所ないしは少年院に行くまでのプロセス判ってないとか、地元の組の有名な組長の名前知らないとか、最後の話なんて囲まれている最中に人数数えてる暇あったんだぁとか、突っ込みどころが満載になるんです。
      で、私みたいなのがからかったり茶化したりするんで、こういった虚言壁のある輩が殴ってきたりするわけです(笑)

      まぁでもショーンKさんも嘘はいけないですが、彼は偽りの自分に何とか追いつこうと頑張って努力したという稀な例だと思います。
      世の中にはそんな人もいるんだとビックリしましたね。

      1. ま~く より:

        餌釣師さん

        「昔はワルだった」と言うのは良くある話ですよね。私も何度かその手の話は地元の飲み屋さんで聞かされた事があります。私の場合も個人名を出したりすると、やはり相手のボロが出ちゃうんですよね(笑)

        ショーンKさん、今頃何をやっているんでしょうね


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