スーツケースの買換え

小生が使用しているスーツケースを購入したのは2008年のことである。持ち手の収納スペースがスーツケース内部にない、インナーフラットタイプなうえ容量も90Lと大きい事から使い勝手もよく気に入っていた。

2010年末の上海からの帰国した際に、ハゲージクレームでピックアップしたスーツケースを見ると破損していたという話は以前に記事にしたことがある。しかしその後も度々日本に戻ってくると、スーツケースが破損しているという事に遭遇することになった。特に中国からの帰国の際には2/3ほどの割合で破損が発生するようになる。

破損の内容は毎回、そこの部分のひび割れで度重なる破損で表面には見えないダメージが蓄積しているように思えた。そこで今回は新しいスーツケースを買うことにした。

買換えの経緯は上述の通りなので、本当はRIMOWAのアルミ製のスーツケースでも買いたいところだが、スーツケース自体が重い上に、何より価格が10万円以上もするというのはなかなか手が出しづらい。そこで以下の選定基準で新しいスーツケースを選定することにした。

  • 容量が90L以上のもの
  • 国内メーカのもの
  • ジッパータイプでないもの
  • 受託手荷物無料許容量サイズ以内
  • できれば取っ手部分が内部に入り込んだ部分の凹凸がない、インナーフラットタイプのものというのも条件に加えたかったところである。しかしインナーフラットのものは商品数が少ない上に、取っ手収納部分が外に飛び出す分、サイズ的には不利なので今回は条件から外した。

    また受託手荷物無料許容量サイズはJALの場合は、縦横厚の三辺の和が203㎝と余裕があるものの、ほかの航空会社で受託手荷物の三辺の和を158㎝としているところが多い。(->各航空会社の受託手荷物許容量) 小生の場合は海外の地方路線に搭乗する機会もあるので、このサイズ以内に収めておきたいところである。

    こうして選んだのが、Legend Walkerというブランドを展開する、ティーアンドエス社製の「6020-68」というスーツケースであった。たまたまネットで検索していると、ちょっとした事情で実勢価格よりもかなり格安で販売されているものを見つけ購入することができた。これからの旅のお供に活躍してくれるものと思う。

    新しい旅の相棒です。

    外寸以上に容量が大きいです

    6 responses on スーツケースの買換え

    1. 餌釣師 より:

      実は私も先日の旅でローラー(キャスター?)部分のゴムがいかれてしまいまして。
      先般買い代えたばかりです。
      家族旅行用の大きなサイズも昨夏買い代えまして、今度は出張用のモノの買い代えです。
      スーツケースは消耗品ですからね。
      旅の回数と中に突っ込む荷物の重さで寿命は変わってくると思います。
      なお出張用は60~70Lあたりで選びます。
      ちなみに、ジッパータイプをさけるのは防犯上の理由ですか?

      1. ま~く より:

        餌釣師さん

        キャスターのゴムがだめになるという事はやはり相当使い込んだ証左ですね。ただメーカによってはキャスター部分のみ交換できるところもありますので、場合によっては安くつくケースがあるかもしれません。

        確かに中に入れるものによっても寿命は変わってきますね。私のようにいつも重量制限を気にしながら大量の荷物をパンパンに入れることを繰り返すとやはり寿命は短くなると思います。

        > ちなみに、ジッパータイプをさけるのは防犯上の理由ですか?
        おっしゃる通りです。ジッパー部分をカッター等で切ってしまえば簡単に中を開ける事ができてしまいますのでそういうものは避けるようにしています。

    2. あさと より:

      とある番組で中国の空港での荷物の積み下ろしのルポをやっていました
      まあ想像はしていましたが
      雑を通り越して
      壊しているようにしか見えませんでした

      私も中国本土に寄る旅程の時に何らかの損傷を受けましたが
      最近は寄らないため
      今使ってるものの寿命は長いです

      最近色んなサイトで見かけるのですが
      このスーツケース自体を「荷物」と考えてる人が日本人には大変多いです
      これを傷つけたくない・・・・・
      気持ちはわかるのですが
      「荷物」を守るためのケースというのが私の持論です
      なので多少傷が行ったりするのはやむを得ないと思ってるのですが
      皆様はどうなのでしょうか

      1. ま~く より:

        あさとさん

        自分のものでなければどうなっても構わないという人が多い国ですからね。あるTV番組で空港のチェックインの際に大きな荷物を機内持ち込みではなく、預けるようにGHに言われた中国人が「日本での搭載では問題ないが。中国での積み下ろしの際に投げられるから絶対にイヤ」とごねている様子が放送されていました。中国人を世界で一番信用していないのが中国人という事が良くわかる象徴的なシーンでした。それだけに古いスーツケースも完全に引退とはいかず、中国に行く時には登板しそうです。

        スーツケースは中に入っているものを守るためのものという考え方は私も同様です。傷ついたり汚れたりするのは、それだけ多くの渡航を重ねた勲章みたいなものだと思っていますし、治しながら使うものだと思っています。でも確かにスーツケースを傷つけたくないという日本人の心理は理解できますけれどね。

    3. いはち より:

      中国の荷物扱いはよくようつべで見ることが出来るのですが
      それなりに荒いですね。私、ハルビン空港で時分の荷物が
      とんでもない扱いを受けていたのを見て唖然としてしまいました。
      それ以来あの国に行くときはリュックで機内持ち込みと決めました。
      以前ビトンのトランクの底に打ってある摩耗止めの鋲が剥がされていたのは
      JALのシドニー便だったのです。日本に着いてからクレームをつけたのですが
      シドニー空港で何故言わないのか?と言うことになって結局うやむやにされて
      しまいました。ショックでしたね。

      1. ま~く より:

        いはちさん

        先日のTV放送で空港職員による不正に関して放映されていましたが酷いものでした。奇しくもここ1年以内に暴言を吐く大統領が就任した2つの国が紹介されていましたが、大国の方は客の荷物を勝手に開けて中のものを盗むという酷いものでしした。東南アジアの国の方は客の手荷物に銃弾を忍ばせ見逃すから賄賂をよせと言うものでした。
        中国の荷物の扱いは酷いのはそういうものだと思って自衛するしかありませんね


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