上海多端録(11) -地下鉄1号線-

今回の出張では以前にも書いたように職場とホテルの往復ばかりで、その移動もタクシーを使ったものばかりであった。しかし上海では地下鉄やバスといった公共交通機関も充実しており、地下鉄に乗ってみたいと密かに考えていたが一度だけその機会に恵まれることとなった。

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実は私が海外で地下鉄を利用するのは、これが初めての経験である。これまで訪れたことのある国の殆どでは、地下鉄はおろか鉄道の整備も充分でない国が多かったし、ソウルを訪れた際にも移動にはもっぱらタクシーを利用していた。そんなわけで海外地下鉄のデビューとなったのは、上海地下鉄の1号線であった。区間は漢中路から上海体育館までの区間である。夕方の時間帯であったことから、この区間をタクシーで行けば渋滞もありかなりの時間と料金がかかるはずである。しかし地下鉄であればスムーズかつ割安に移動できると考えたのだ。

他の路線は分らないが地下鉄1号線の、私が利用した区間は全駅でホームドアが設置されていた。日本の地下鉄のホームドアは大人の胸のあたりの高さまでのものが設置されているが、上海の地下鉄では天井まで届く高さとなっている。そのため入線してくる電車の様子を見る事は全くできないのが残念であった。車内アナウンスは中国語のアナウンスに続いて英語によるアナウンスが、2回づつ流れる。駅間の距離はそれほど長くないだけに、殆どずっとアナウンスが流れっぱなしで、かなり賑やかな状態となる。

利用区間はそれほど長くなかったものの、それなりに楽しむことのできた海外地下鉄初体験となった。

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切符はこんな感じです。日本のものと違って使い捨てではありません。

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車内の様子はこんな感じ。結構、車内はせまいです。
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上海体育館駅に到着。駅構内はこのような作りで、入線する電車を見ることができません。


10 responses on 上海多端録(11) -地下鉄1号線-

  1. 餌釣師 より:

    え〜
    海外地下鉄童○だったとは意外でした。
    そう上海のプラットフォームはあのアクリル板のお陰で入線がヘッドランプに反射して上手く写真が撮れないんですよね〜

  2. いはち より:

    昔はそうじゃなかったような気がします。
    よく上海駅から人民広場のあたりまで乗りました。
    夜 終わるのが早かったような・・

  3. 韓流的旅人 より:

    上海の「地鉄」に乗られたのですね~
    切符というか使い回しのカードのように思います。

  4. くぅねる より:

    駅の雰囲気は香港の地下鉄と良く似ていますね。
    海外の地下鉄は金属やプラ製の座席ばっかりで、座ったときの
    ひんやりとした感じが苦手です(^_^;

  5. ま~く より:

    餌釣師さん
    ベトナムにしろ、インドネシアにしろ、
    地下鉄なんかありませんでしたからね(笑)
    ホームのあの仕切りは、本当に邪魔ですね。

  6. ま~く より:

    いはちさん
    私が以前に上海に行った際は、地下鉄なんかありませんでしたから・・
    今度ゆっくりと、行ってみたいところです。

  7. ま~く より:

    韓流的旅人さん
    はい、乗りました。
    まぁ、言葉を換えれば使い回しですね。

  8. ま~く より:

    くぅねるさん
    写真を撮った後にかなり混雑したので、
    座ることはできませんでしたが
    機会があればまた乗ってみたいですね。
    香港の地下鉄に似ていますか。
    香港も行ってみたいですね。

  9. Dr.鉄路迷 より:

    http://blog.livedoor.jp/asianrailroad/archives/615574.html
    ↑ホームドアがない時代の上海の地下鉄です。
    車内放送が長いのは、次の駅の案内のほかに、CMが放送されているからです。さすが上海ですね。乗車マナーについて放送している区間もありました。

  10. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    当時はホームドアがなかったのですか、やはりその方が
    電車が見れるので良いですね。
    車内の様子は当時とあまり変わらないようです。
    人民広場駅でラッシュ並みに混むところも(笑)


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