ほっかほっか亭の閉店

東日本地区を中心に持ち帰り弁当店「ほっかほっか亭」を運営していたプレナス社が、商標権をめぐる対立からほっかほっか亭と袂を分かち「ほっともっと」を立ち上げたのが2008年でした。当時、このニュースはかなり大きく取り上げられていたのを覚えています。

このニュースがあってからすぐに東京や千葉にあった「ほっかほっか亭」は看板を「ほっともっと」に変えていきます。当時は拙宅の近くにあった、「ほっかほっか亭」も看板が変わるのかなと思って見ていましたが、どうやらその店舗はプレナス社の店舗でなかったようで、看板は「ほっかほっか亭」のままでした。

ところが事態は意外な展開を見せます。ほっかほっか亭の分裂から半年ほどして、もともとあった「ほっかほっか亭」と同じ通りの500メートルほど離れたところに「ほっともっと」がオープンしたのです。明らかに潰しに来ていることが分かる露骨なやり方のように見えます。そんなこともあり、たまに持ち帰り弁当店を利用するときは心情的に「ほっかほっか亭」の方を選ぶようになっていました。

市内でも人口の少ないエリアと言う立地条件にも関わらず、至近距離に2店の弁当店があるという状況は10年近く継続していました。ところが先月下旬になって、とうとう「ほっかほっか亭」が閉店してしまったのです。その情報を家人から聞いた時には、やはりなと言う感想を持たざるを得ませんでした。実は小生もここ最近はある理由から、「ほっともっと」に利用先を変えていたからです。

昨年になり「ほっかほっか亭」の店長が中国人男性に代わったのです。別に店長が中国人でも構わないのですが、気になったのはこの中国人のつけているエプロンです。いつ行っても白いはずのエプロンが、真っ黒に汚れた状態になっているのです。そんな状況を目の当たりにし、小生も「ほっともっと」を利用するようになっていたのです。

そんな風に感じたのは小生だけではなかったようで、今年に入ってからは「ほっかほっか亭」の前に車が止まっているのをほとんど見かけなくなっていました。長く営業していたお店だけに残念な感もありますが、やはり運営を任せる人間を誤るとこういう結果になるという例だと思います。

6 responses on ほっかほっか亭の閉店

  1. 鉄路迷 より:

    で、この店長はなんで閉店になったのかわからないんでしょうね。
    単に、競合店ができたから、
    私が中国人だから、
    しか考えないでしょう。
    常に他人のせいにして育ってますしね。
    なかなか謝らない人種であるだけに
    あの国ではなかなか個人経営はうまくいかないと思います。
    なので、あの国は社会主義じゃないと今後も成り立っていかないと私は思っています。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      自覚があれば汚れたエプロンのまま仕事をしているという事はないでしょうね。競合他社との共存関係は10年近く続いていたので、数字で誰がダメなのか現れていると思います。

  2. いはち より:

    私も食べ物商売をしていた頃は服装や髪形には非常に気を使っていました。
    まあ、管理する側がしっかりしていればこの辺は治せるのでしょうが、店長からして
    その有様では仕方がないですね。
    このほっかほか亭はフランチャイズで雇われ店長だったのでしょう。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      飲食にかかわる場合は特に身だしなみは重要ですよね。最近ではお祭りの模擬店なんかでも素手で料理を触らないようになどとうるさく言われるようです。

      判官びいきな感じで多少なりとも肩入れしていただけに残念ですね

  3. あさと より:

    身だしなみなんかも
    結局は育ってきた環境が大きく影響します
    身だしなみとは違いますが
    私の職場は物流倉庫なのですが
    その事務所に私はいます
    その事務所の中が今の責任者になってから随分と汚く・・・というか
    色んなものを置くようになったのです
    引き出しの前に何かを置くスペースを作ったり
    書類棚の前に同じように何かを入れるものを置いたり
    見た目ももちろんがさつになってきていますが
    なにより安全・・・
    引掛けたり躓いたりするリスクが増えました
    それで良しとする感覚
    多分その人間が育ってきた環境なのだと思います
    育ち・・・とまでいいません
    どんな家に住み
    どんな部屋で過ごしてきたのかも
    「よし」とするレベルに影響が出るでしょう

    華人は
    私よりMKさんの方が詳しいはずですが
    やはり
    その衛生観念は現代日本人とは違います
    現代日本人は「異常」とまで言われるくらいですからね(笑)

    1. ま~く より:

      あさと さん

      わたしが中国に行った時にはよく人民食堂なんかに入っていましたしそういった店ならば、気にすることはなかったと思います。実際に厨房の人が真っ黒いエプロンをしていたなんて姿を当時は日常的に見ていました。
      しかし場所が日本でとなると話は別です。日本のお店でとなるとやはり、日本基準の衛生観念をもってほしいところです。最近は買ったものを口にするのが私だけではなく、まだ抵抗力の少ない人間なんかも同じものを食べる機会も多いのでなおさら日本でとなると気になります。


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