タイのLCCで新規路線の開設相次ぐ

タイのLCCで新規路線の開設が相次いでいます。今年に入り新規路線開設の状況を見ると以下のような形となっています。

2018/01/08 タイ・エアアジア プーケット―マカオ
2018/01/17 ノックエア ウボンラチャタニ-ウドンタニ
2018/02/01 タイ・エアアジア バンコク(ドンムアン)―成都
2018/02/01 タイ・エアアジア プーケット―昆明
2018/03/25 ノックエア バンコク(ドンムアン)ーメーホンソン
2018/03/25 タイ・エアアジア バンコク(ドンムアン)―チュムポン
2018/03/25 バンコクエア チェンマイ-ハノイ(ベトナム)
2018/05/18 タイ・エアアジア フアヒン-クアラルンプール

特徴的なのは起点となる都市がバンコクだけでなく、地方都市を拠点とした国際線が増えていることだと思います。タイでも中産階級の人口が増えた結果、外国に行くことができるようになった人が増えていることを反映しているのでしょう。

ただ一方でこれらの新規路線開設ラッシュにはひずみも産んでいる面もあります。タイ国際航空傘下のノックエアノックエアでは、路線拡張に機材数が追いついていないことから、フライトの遅延が頻発しています。こうした事態を、タイ民間航空庁(CAAT)も問題視しており、同社に対して立ち入り調査を行いフライトスケジュールの見直しを指示する方針のようです。

収益面でもタイのLCCは収益環境が厳しいところが多く、タイエアアジアの一人勝ちと言った状況です。空の便が良くなるのは歓迎ですが、安全航行は大前提としてとらえてほしいものです。

6 responses on タイのLCCで新規路線の開設相次ぐ

  1. あさと より:

    おっしゃる通り
    後先(あとさき)のことを置き去りにするのが
    この国の良い所でもあり悪い所でもあります
    こと安全面に関しては言うことは一つですが
    運航面に関しても
    安かろう⇒不便であろう・信用はできないであろう
    だけでは
    いつかは乗ってもらえなくなります

    1. ま~く より:

      あさと さん

      最近はタイでもSNSが一般的になっていますので、こういう情報は一気に拡散しますね。ノックの問題はFacebookでも大きな話題となっており利用者の離反が始まっているようです。おっしゃるように安かろう、悪かろうでは利用する人はいなくなりますね

      個人的にはノックは絶対に乗らない、ノックしか飛んでいないところに行くのであれば陸路で行くと決めていますが、幸いにして今のところノックしか飛んでいないところに行く用事はなさそうです

  2. いはち より:

    私、個人的にはこの写真(この画面では見られない)が好きです。
    内容とは違ってしまって申し訳ありません。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      記事一覧にある見出しの画像(アイキャッチ画像)ですかね?
      これは以前にウボンラチャターニ国際空港に行った時にエアアジアを利用した時の写真ですね。沖止めでしたので降機後に歩いているところですね

  3. 鉄路迷 より:

    以前だったら昆明~プーケットくらい使えたかもしれませんが・・・。
    最近、中国に行くのが減っちゃったから・・・。
    使えそうなのはマカオくらいですかね。(笑)

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      今年に入ってから開設された路線ですとそんな感じですかね。プーケットも良いところですので遊びに出かけるのには良いかもしれません。鉄分補給はできませんが・・・


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