以前にも少し取り上げたことがある、東京外環自動車道(以下、外環)の千葉県部分の区間が、ようやく6月2日16時に開通しました。1966年(昭和41年)に都市計画決定されたものの、住民の反対などから計画は大きく遅れ実に50年以上が経っての開通となりました。
外環の工事と合わせて整備が進められていたのが、「道の駅いちかわ」です。当初は外環と同時に4月にオープンする予定でしたが、外環の開通が6月にずれ込んだので先行してオープンする形となっていました。オープンしてからまだ行ったことがありませんでしたが、外環の開通の翌日に「道の駅いちかわ」を訪問してきました。
「道の駅いちかわ」はほかの多くの道の駅と同様に駐車場とトイレ、休憩スペースが設けられているほか、地元の物産を売る店が設置されています。地元の物産は市川市のものだけではなく、千葉県のものを広く扱っている印象です。
またこの日は何も行われていませんでしたが、カルチャースクールや講習会などが開催できる部屋なども用意されています。ほかの道の駅と比べると少しこじんまりした印象ですが、必要なものはきちんとそろっているという印象です。
まだオープンして間もないうえに、外環開通の翌日ということもあり、施設内は多くの人で賑わっていました。ただ残念なのはせっかく外環に隣接して設けられた施設にもかかわらず、アクセスが一般道からに限られる点です。せっかくの立地条件ですので、SAとしても整備し道の駅に外環から直接アクセス可能としてもよかったのではないかと思います。
道の駅とサービスエリアを同一施設で併用させる例は同じ千葉県の「道の駅楽里とみやま」で先例があります。「道の駅楽里とみやま」では富津館山道のSAと一般道の双方から利用が可能で、休日などには多くの人で賑わっています。とはいえせっかくできた施設ですの、新しいスポットとして多くの人を集める場所になってもらいたいものです
館内の案内図。休憩施設のほかにもカルチャースクールを開催できる部屋などがあります。
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キッズコーナーもきちんと作られています
建物の前にある自動販売機は市川市名産の梨が描かれています。
入口付近では松戸の河津桜を見に行った時にも売られていた、矢切ネギコロッケが売られていました。(->河津桜の記事)
喫茶コーナーではたくさんの人たちが休憩していました。
こちらは管内のレストラン。少しお高めの値段設定のようです。
物販コーナーへ移動です。チーバくんグッズが充実しています。
千葉県の物産が多く売られています。
店頭で売られていた矢切ネギコロッケが冷凍でも売られていました。
こちらは地元・市川市の物産コーナーです。
季節柄、市川市産の青梅が売られていました。
と、いうことで例年は紀州産の梅で作る梅酒を地元産の梅で作ってみました。
おいしくできると良いのですが、これを飲むのはかなり先でしょう。何せ2009年に作った梅酒がまだ残っていますし・・・
そうですね
車を運転しない側の人間でさえも
SAとして利用できないものか・・・って思ってしまいます
パクチー好き・ネギ好きの人間にとっては
ネギコロッケが大いに気になる所です
台湾でも葱餅があれば買ってしまいますから・・・
あさと さん
せっかく高速道路に隣接して作られたのになぜだろうという気がしてしまいます。しかも外環には全区間を通じて1か所しかSAがないので、そういう観点でもSAがあってもよいのではと思ってしまいます。
矢切ネギコロッケは以前に食べましたが、ねぎの甘味が出ていておいしかったです。もし成田から羽田に車移動をする機会があれば寄ってみてください
高速道路に併設された道の駅は休憩スペースが必置ですね。
こちらにもあるみたいで、道の駅好きの私としては訪ねてみる
甲斐が有りそうです。が、外環はなかなか行く機会が無いかもしれませんね。
レストランがお高めなのはやはりテナント料に問題があるのでしょうか。
いはちさん
お住いのところからですと、確かに外環は利用機会がなさそうですね。私がアクアラインを利用する機会がほとんどないのと同じですね。
館内のレストランに関しては変に凝りすぎているように思います。もう少し簡素化してもよい気がします。
市川には道の駅が今までなかったのですか。
道の駅は助かります。
お土産買ったりトイレかりたり。
野菜を売るのはどこも同じですね。
Dr.鉄路迷さん
なんんでもこちらは東京に一番近くにある道の駅らしいです。このあたりですとこれまで一番近かったのは旧沼南町か八千代でしょうか
確かにどこの道の駅も野菜は売られていますね